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世界の覚書

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英国の対外債務はGDPの423%で最悪

2011年02月07日 | 経済・エネルギー・交通
70年代の再来を恐れる英国、総選挙の経済的影響 2010/05/07
2000年から2008年の間、英国は経済ブームに沸いた。現代ではこのブームは完全な幻想で、資産価格バブルに起因したものだと分かっているが、そのバブルでさえ、当時の英国の貯蓄率はひどく低かったため、ほとんど全部外国からの借金で成り立っていた。(中略)年、英政府はGDPの48%に相当する支出を行ったが、税収を含む歳入は36%分しかなかった。(中略)2009年末の時点で、英国の対外債務は9兆1000億ドルあった。これはGDPの423%に相当し、ギリシャ(162%)、イタリア(132%)はいうまでもなく、フランス(238%)、ドイツ(185%)よりはるかに悪い。対外債務は、英国人1人あたり14万9000ドルになり、スペイン(5万9000ドル)、ギリシャ(5万1000ドル)、ポルトガル(4万7000ドル)の相当額よりはるかに高い。
英国の状況は、そこまで悪かったのか。

2009年末の日本の対外債務はGDP比52%であり、1人当たり対外債務金額は、主要国中、日本が最少である(英国の1/9くらい)。比較的健全なカナダでも、日本よりずっと数字は悪い。逆に言うと、英国の状況は主要国中最悪である。絶対額では米国の方が多いが、割合でいうと、大した事は無い(欧米では人並み)。

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