worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

既に判断材料は存在しているが

2011年05月08日 | 環境・天災・健康
首相、双葉町の避難所に5時間滞在 避難住民に「気持ちを強く持って」
工程表が予定通り進めば、年明けには(原発が)一定の安定状況になる。その時点でモニタリングの結果を含め戻れるか判断する」と述べた。東電が4月に示した工程表では、原子炉が安定的な「冷温停止状態」になる時期について「約6~9カ月後」を想定している。首相はこの後、旧県立騎西高校の体育館や教室を回り、避難住民に「戻れるのか別の道があるか町長と相談しながら方向性を出すので、気持ちを強く持ってください」と語った。
曖昧な記事なのであれだが、現地の汚染状況は既にだいぶ明らかになっている。控えめに見ても、100万ベクレル/平方m以上の土地に戻るのは、適切でない。双葉町と大熊町、富岡町、飯舘村、葛尾村のほぼ全域が無理。南相馬市の半分、川俣町の半分も無理。あと、伊達市、田村市、川内村、いわき市の一部も無理。また、中通りの大部分を含め、女子どもは長居する状況ではない。線引きは、早い程いい。

文科省の測定結果も公開されているのだから、判断材料は既にある。

福島大学の再開が問題になっている。正直、微妙な領域だと思う。中年以降の人はいいが、若い人にはお勧めできない。再開するとしても、行動場所は選び、高性能マスクが手放せないのではないか。既に再開は決まっている。

福島大学長 学長メッセージ(新入生・在学生・保護者の皆さまへ)
20110421 
(中略)5月1日から1年間の大学屋外での被曝予測量は15.0mSvから6.8mSv,屋内では2.3mSvから1.1mSvとなっており,健康被害が発症する被曝量ではありません。また,大学構内で最も放射線強度が強いところで2.4μSv/時
疑問を呈しているファカルティのブログ↓
福島大学の授業再開によせて
教授会では、「3月29日(つまり、震災後初の教授会が実施される前である)に、授業の再開は決まっている」という「報告」だけがあった。大学の執行部はそれに関する意見について聞く耳をもたないらしい。つまり、学内の意向を正式に聞く機会を一度も待たずに、大学は授業再開を決めてしまったということである。
注意した上で、ほんとに総被曝量が年5mSvに収まるなら、自分的には許容するが... 15mSvなら嫌だと思う。

投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。