つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

「技術革新」ではない

2022-09-05 06:42:13 | 日記
人類が継続して成長・発展していくためには、「イノベーション」が必要だという。
そこに異論はない。
で、その「イノベーション」なのだが、一般的には日本語で「技術革新」と訳すことが多いようだ。
だが、シリコンバレーのベンチャーキャピタル勤務の校條浩(めんじょうひろし)氏はその訳は適切ではないという。
もう少し詳しく聞いてみた。

◆イノベーションとは技術そのもののことではない
 イノベーションの本質は、技術や仕組みの「新結合」にあるのだ。
 だから、結合するものが技術である必然性はないし、使い古された技術でもかまわないのだ。
 「イノベーション」=「新結合」を起こすには、最初の課題設定自体に疑問を持つことがカギだ。
 そしてこれは、スティーブ・ジョブズやホリエモンの言っていることと同じだ。

 新しい技術を開発することは尊いし、困難なことだ。
 だが、使い古された既存の技術と別の何かを組み合わせて、全く新しいモノを生み出すのはさらに尊いことなのだ。
 それが「新結合」であり、「イノベーション」なのだ。

 →なるほど良くわかりました。
  なお氏は、元々小西六写真工業(現在のコニカミノルタ?)で、銀塩フィルムの開発技術者だったそう。
  そこからボストンコンサルティングにステップアップして、その後今の地位に就いたそうだ。
  デジタル技術とそれが生み出す「新結合」を素早く見抜いたんでしょうね。
 
 

越前おろしそば

2022-09-04 06:55:17 | グルメ
以前、ビジネスで集中的に福井県に入り込んでいた時期があった。
そのころはあまり意識をしていなかったのだが、ビジネスパートナーの面々がいろいろと対応してくれた。
主に飲食に関わることなのだが、当時はビジネス一本鎗で、おいら自身その価値が良くわかってはいなかったようだ。
決して接待と言うレベルではないのだが、今になっていい人達だったなぁと思い起こされる。
そんな気遣いの数々はこんなこと。

◆懐かしの越前おろしそばが名古屋市内でも味わえた
 「へしこ」:塩辛いだけでおいらの口には合わなかった。
 「ソースカツ丼」:主に敦賀等の嶺南地域の名物だが、これもおいらの口には合わず。
 「焼サバ寿司」:どちらかと言えば安価なサバがこんなにもおいしくなるのかと驚かされました。
 「越前ガニ」・「香箱ガニ」:11月の解禁と同時に味わうのは素晴らしく繊細な味わいだ。
 「秋吉」:福井では、家族の食事・友人との会食・居酒屋・やけ酒・焼鳥、そのすべての第一候補が秋吉なのだ。
 「黒龍」・「凡」:我が国最高峰の日本酒です。
 「おろしそば」:価格と言い、日常性と言い、右に出るもののない福井名物です。

 そして、そんな本格的な越前おろしそばが、名古屋市内でも食べられるのです。
 越前大野の地元そば粉使用らしいです。味どころ越前です。
 〇これが本物の越前おろしそば  
  

 できれば、辛味大根を使っていただければ最高なんですが・・・

 

あとはわからない

2022-09-03 07:01:04 | 日記
DNA解析とか、IPS細胞とか生物の根源が少しずつ解き明かされているこの時代。
だが、いうまでもなく、わかっていない事柄はまだまだ沢山ある。
鬼平犯科帳等の時代小説作家池波正太郎は、意外にもこんな言葉を残している。

◆人間は死ぬところに向かって生まれた日から進んでいる、それしかわかっていない、あとのことは全部わからない
 たしかに、言われてみればその通りだ。
 人生が丸ごとわからないのだから、自分が何か、どこへ向かったらいいのかわからないのが当たり前だ。
 自分探しなどする必要もない。
 何もわからないのだから、手足だけは動かし続ければいい。
 それほど遠くはない場所に目的地を定めて、それに向かって進んでいけばいい。
 ただ悔いのないように、力一杯進むことだけを考えて。
 それを繰り返した先に、きっと死というゴールが待っているだけのこと。

 世の中が悪い、周囲が悪い、親ガチャに失敗と思うならば、自分の力で世の中を変えてやるという気概はどうだ。
 「なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない。」
 英国の女流作家ジョージ・エリオットの言葉だ。
 なりたかった自分のイメージをしっかりと持ち、それに努力を加えればたとえ何歳になっても、
 なりたかった自分に近づくことは可能なようだ。

 →共通するのは、あまり考えすぎずに行動をしなさいということなのかな。
 

危機こそ勢い

2022-09-02 06:44:00 | 日記
会社組織であろうと、仲良しグループであろうと、
なかなか踏ん切りがつかなかったりスピード感がないなぁと感ずる時がある。
そんな状態についても、孫子はちゃんとこう語っていた。

◆善く人を戦わしむの勢い、円石を千尋の山に転ずるが如きは勢いなり
 これは、石ころは平坦なところでは動かないが、急な坂に置けば勢いよく転がりだすものだ。
 だから同様に、組織や人も安定した状態より危機的な状況にあるほうが勢いがつく、といった意味なのかな。
 行動力に欠ける、スピード感のない人や組織は安定した環境に置かれてぬくぬくとしているようだ。
 あわてなくとも、のんびりやっていれば大きなけがはしないと言ったところだろうか。
 安定した状態が続くうちはいい。
 だがひとたび危機が来れば、即行動を起こさなければ滅亡するかもしれない。
 しかもそれは、普段から危機感・緊張感を常に持っていなければ、有事に即対応することは難しいものだ。
 だから時には、自身を危機的な状況に追い込むことも必要なことかもしれないな。
 
 よく言われることに、現状維持は退行に通ず、がある。
 大事なことは「力」を持つことではなく、その力を引き出す「勢い」にしていくことなのだろう。
 そして孫子の言葉はこう続く、「勢いに求めて人に責(もと)めず」。
 国のあり方についても、普段から考えておく必要があるのかもしれませんね。

 追伸:予想通り今年の梅雨明け時期が訂正されました、やはりセミの方が正しかったようです。

重い税金

2022-09-01 06:45:56 | 日記
休日にふと思うことがある。
こんなに無意味なときを過ごして、大切な時間を無駄に消費しているのではないか。
だがそれは、大きな錯覚だという。
「ひろゆき」氏によれば、そういうことは、すごく優秀で人類に貢献するような研究をしている人に限られるそうだ。
ほとんどの大多数の人々にとって、有意義で、効率的で、正しい時間の使い方などはないそうだ。
そんな人々は、なんの成果も出さずに、飲んで食って、うんこ製造マシーンとなっているだけだから。
基本的に、ほとんどの日本人は単なる「お荷物」と考えていいそうだ。
その根拠はこれ。

◆国家予算を人口で考えれば年間税金支払い90万円が平均値
 給与所得でいえば、年収600万円がそれに当たるそうだ。
 税金の使い道が正しいかどうかは置いておいて、
 それに達していなければ、納めている税金よりも、国から受けているサービスの方が多いということらしい。
 日本人の平均年収は400万円台なので、多くの人は「生きている限りすねかじり」の状態だ。
 そんなすねかじりの人間が、税金が重いとは片腹痛いというものだろう。
 だから氏が説くには、すねをかじっているという自覚を持ったうえで、気楽に生きていけばよいということ。
 別にあなたが日本国をしょって立っているわけではないのだから・・・

 →まあたしかに不満はありますが、それは払うものをちゃんと払っている人が言うべきなんでしょうね。