少子高齢化傾向が言われだしてから久しい。
現在では一般的なシニア世代の65歳以上は、その比率が3割を超えているそうだ。
そんな社会には、当然シニア世代の悲喜こもごもがある。
樋口恵子女史の「老いの福袋」からだ。
◆風呂に入るのも命がけ
女史の友人は、ある日風呂から出ようとしたが、突然バスタブから立ち上がれなくなったそうだ。
この方は、幸い娘さんと同居だったので事なきを得たそうだが、そんなこともあるのだ。
冬には脱衣場と浴室の温度差で、ヒートショックを起こし、心筋梗塞や脳卒中となることもあるそうだ。
だが、最も怖いのは溺死らしい。
ちょっと古いが、厚生労働省の2018年データでは、家庭の浴室での溺死者は5,398人。
それは、交通事故死者の3,532人よりはるかに多い。
しかも、その溺死者の9割以上が65歳以上だという。
だから、高齢者にとっては、風呂に入るのはオーバーではなく命がけなのだ。
→ふ~ん 他人事ではありませんね。
「今日の若者、いずれじいさん」だし、「今日の乙女は、明日のばあさん」とも言うし。
一休禅師は、目出度い正月でさえ、「門松は冥土の旅の一里塚」と詠んだな。
正月を迎えるたびに、帰らぬ旅が近付いているということなのだろう。
日本人は、人類が経験したことのない高齢化社会の先陣だそうだから、世界に模範を示したいものだ。
現在では一般的なシニア世代の65歳以上は、その比率が3割を超えているそうだ。
そんな社会には、当然シニア世代の悲喜こもごもがある。
樋口恵子女史の「老いの福袋」からだ。
◆風呂に入るのも命がけ
女史の友人は、ある日風呂から出ようとしたが、突然バスタブから立ち上がれなくなったそうだ。
この方は、幸い娘さんと同居だったので事なきを得たそうだが、そんなこともあるのだ。
冬には脱衣場と浴室の温度差で、ヒートショックを起こし、心筋梗塞や脳卒中となることもあるそうだ。
だが、最も怖いのは溺死らしい。
ちょっと古いが、厚生労働省の2018年データでは、家庭の浴室での溺死者は5,398人。
それは、交通事故死者の3,532人よりはるかに多い。
しかも、その溺死者の9割以上が65歳以上だという。
だから、高齢者にとっては、風呂に入るのはオーバーではなく命がけなのだ。
→ふ~ん 他人事ではありませんね。
「今日の若者、いずれじいさん」だし、「今日の乙女は、明日のばあさん」とも言うし。
一休禅師は、目出度い正月でさえ、「門松は冥土の旅の一里塚」と詠んだな。
正月を迎えるたびに、帰らぬ旅が近付いているということなのだろう。
日本人は、人類が経験したことのない高齢化社会の先陣だそうだから、世界に模範を示したいものだ。
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