嘘か本当かは知らないが、人間以外の動物は満腹になればもう何も欲しがらないそうだ。
翻って人間はどうだろう、満腹はもとより、身に付けきれない装飾物や、持ちきれない財の数々、
金庫からはみ出るほどの金銭を得てもなお、もっともっとと求めるのではないだろうか。
そんなとき、古銭集めが趣味の友人がこんなことを教えてくれた。
◆その古銭の中心には穴が開いており、その周囲には「吾・唯・足・知」とある
つまりは、「吾唯足るを知る:われただたるをしる」ということだ。
だから自分が不満を感じたり、悩んだり落ち込んだろした時にはこの言葉を思い出せばいい。
自分はもうすでに、十分満ち足りているではないか。
満腹なのではないか。
自分の欲は、とどまることを知らないのではないか。
いつの時代に作られた古銭かは存じませんが、かなり古い時代から言い伝えられてきたのでしょう。
全ての人々が「足るを知る」を意識すれば、平和で穏やかな世の中になるのではないでしょうか。
→なるほどおいらも、少なくとももっともっととは言わないようにしたいと思います。
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