さくらももこ

さくらももこさん、言わずとも知れた、マンガちびまる子ちゃんの作者だ。

彼女は、静岡県は清水の八百屋の次女として誕生したそうです。

残念なことに５３歳で早逝してしまったが、残してくれたものも多い。

 

◆まる子の父さんのセリフ

　「おれはぜんぜんこわくないね。

　　死ぬときゃ死ぬんだ。

　　先のことを悲嘆するより、今この酒がうまけりゃいいんだ。」

　一見、だらしなくどうしようもない父親のようだがそうではない。

　日々一生懸命生きている人だ。

 

　翻って、さくらももこ氏だ。

　彼女は乳がんを患い、十年に及ぶ闘病の末、天に召されたのだ。

　もしかすると、このまる子の父さんのセリフはさくらももこ氏の言葉だったのかもしれないな。

　先のことを悲嘆するより、現在の仕事や生活を続ければそれでいいんだと。

　それは、残されて生き続ける人々へのアドバイスだったのかもしれませんね。