日常生活の中で、「てこ」の力を活用している例は多い。
輪軸=回転力で直線力を生み出している、バールで釘を抜く。
ペンチやドライバーもそうだろう。
子供の遊具のシーソーもそうだし、金融の世界でもそれは活用できる。
で、前ぶりが長くなったが、金融の世界ではこういうことらしい。
◆投資効率を上げることが出来る
ここに年間投資効率3%の物件がある、自己資金でこれに投資すれば当然に3%の収益だ。
ではこれに、半分は融資を受けて投資すればどうだろう、融資利率は1%とする。
収益は3%で変わらないが、投資金額は半分なので6%になる、が金利負担が1%あるので、
結果は5%の利回りとなる。
これこそが、レバレッジ(てこ)なのだ。
これを信用創造とも言う。
つまりは、投資先資産を担保にして金融を得ていることなのだ。
先の例で言えば、投資効率3%の物件に、1%の融資を受ける=破綻リスクは投資主が負うが
それは極小で、金融機関はほぼノーリスクで融資利益を得るのだ。
それを体現したのがJREITだ、ジャパンリアルエステートインベストメントトラストの略らしいが、
日本版不動産投資信託ということ。
個人の投資先として、検討してもいいようです。
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