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いそぐべからず

2019-12-12 08:09:11 | 日記
サラリーマン生活は、ある面で気楽ではある。
毎月末になれば、とりあえず給料が振り込まれてくる。
だが、周囲を見渡して同僚たちとわが身を比較してみると、あせりを感ずることもある。
こんなことでいいのか、と。
そんな時は、愛知県が生んだ三英傑の一人徳川家康のこの言葉だ。

なお余談だが、三英傑の中では、信長と秀吉は尾張であるのに対し、家康は三河の出身で、残念ながらあまり親近感はない。
愛知県の中でも、尾張と三河は気質も違うように感じる。

◆人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、いそぐべからず
 目的地に着くためには、電車や車を使用することもできるが、基本は自分の足で歩かなくてはならない。
 歩いているうちには、忍耐が必要になる場面もあるはずだ。
 人生も同様なのだろう。
 実際、家康は幼年からずっと人質生活で、長くつらい時期を耐え忍び、焦らず機が熟すのを待って天下統一を果たした。
 後世の創作らしいが、鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス、なる句もある。

 ということで、あせる必要はないようです。
 ただそのためには、目標を持ち続け、その日のための準備を怠らないということが大事なのでしょうね。
 「チャンスは準備のない者には訪れない」なんてことも言われますから。
 なので、おいらの場合は、もしかすると待ち続けるうちに棺桶のふたをしめる場面の方が早いかもしれませんね。

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