たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

親子でワンダー「草はらジャングル探検隊」

2021年10月16日 | 秋の生きものさがし

photo by sachibaa

 10月3日(日)も彩湖道満グリーンパークへ。親子でワンダー「草はらジャングル探検隊」です。


photo by takajii

 このカラスウリは受付時間前に、前日さち婆が見つけていた場所にて。


photo by takajii

 せっかくなので集合場所でも使わせていただきました。家に飾っておくと、スイカ模様が黄色から朱色へと変わっていきます。完全に色づいたら、黒の油性マジックで目と鼻と口を描いてハロウィンの飾りですね!?


photo by sachibaa

 浄化施設の原っぱ内へと移動して。
 参加者は9家族30名。年間予約では定員20名のところ10家族31名にて締め切り、キャンセル待ちも6家族18名でした。キャンセル待ちのままご参加いただけなかったご家族には、この場を借りて「ごめんなさい!」をしておきます…。昔は、そんな日は午後もダブルヘッダーで開催しておりましたが、たか爺も前期高齢者となりましたもので…。


photo by sachibaa

 注意事項などのあと、「草はらジャングル探検隊」がスタート!


photo by sachibaa

 浄化施設の原っぱの通路を歩きながら、バッタやカマキリ、赤トンボの仲間たちを捕まえて調べたり、草の実で遊んだりしてもらいました。


photo by takajii

 以下、いつもより画像はかなり多くなってしまいますが、ほぼ時間順に載せておきます。
 ただ、さち婆は今回慣れていないコンデジ使用だったため、生きものの写真はあまり撮れなかったとのこと。たか爺も大忙しになってしまって、ほとんど撮っていませんでしたねぇ…。


photo by sachibaa

 さっそく何か見つけたかな?


photo by sachibaa

 ニホンカナヘビでしたねぇ~。そういえば、前日もかなりチョロチョロしていたけれども、誰も捕まえられませんでした…。


photo by takajii

 この子は?


photo by takajii

 赤トンボのようです。


photo by takajii

 アキアカネ♂でした。


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by takajii

 この子はなんと!


photo by takajii

 レアなショウリョウバッタモドキです。隠れみの術では№1のバッタなので、簡単には見つかりません。そういえば、この子は昨年の「トノサマバッタ狩り大会」の際に、さくら草公園でも捕まえていましたね。
 これはリリースする際のヤラセ写真…。普通は背の高い草の葉っぱにいます。写真を撮ろうとするとくるりと反対側に回りこんでしまって、なかなか撮らせてもらえません。


photo by sachibaa

 両手にオンブバッタですね。


photo by sachibaa

 誰かが捕まえた虫を見ていると、次にまた赤トンボが。たか爺は大忙しでございます…。


photo by sachibaa

 アキアカネ♂でした。


photo by sachibaa

 腹部の基部近くの副性器を見てもらって、♂♀の違いを説明中かな。


photo by takajii

 ジョロウグモのクモの巣団地です!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 パソコンで拡大して見ても生きものが写っていないと、何を見せに来てくれた時だったのかもうわかかりません…。


photo by sachibaa

 この子もショウリョウバッタモドキですねぇ~。


photo by sachibaa

 イシミカワの実です。茎の棘、痛くなかったのかな?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by sachibaa

 今度は何を捕まえたのかな?


photo by sachibaa

 キタキチョウでした。


photo by takajii

 このクビキリギスは誰が捕まえてくれたんだっけ…。バッタではツチイナゴが、キリギリスではクビキリギスが成虫で越冬します。大半は卵で越冬するのに不思議ですよねぇ~。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by sachibaa

 この子はカラスウリを見つけていましたね。


photo by sachibaa

 この子は?


photo by sachibaa

 かわいいニホンカナヘビでした。


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by sachibaa

 そろそろ浄化施設の原っぱでの前半は終了かな。


photo by sachibaa

 木陰で休憩中です。暑い日になったので、水分補給もしておいてください。


photo by takajii

 コバネイナゴはお食事中でした!?


photo by takajii

 この子もニホンカナヘビを捕まえておりました。


photo by sachibaa

 今回は小1~小4の虫捕り名人の子どもたちが多くて、移動中はたか爺も大忙しだったので、休憩中にツルマメ、ヤブツルアズキ、ヘクソカズラなどの草の実の話も少々。残念ながら、今年は「魔法の草の実」のガガイモは見つかりませんでしたねぇ…。


photo by sachibaa

 ショウリョウバッタ♀です。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 アキアカネ♂。結局♀は捕まっていなかったのかな? 子どもたちに産卵させてみてもらいたかったんだけれどもなぁ…。


photo by sachibaa

 ニホンカナヘビですね。


photo by sachibaa

 ミニ彩湖を抜けて。


photo by takajii

 彩湖の湖岸へ。


photo by sachibaa

 春のワカサギ、初夏のテナガエビの話でもしているところかな。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 よく飛ぶバッタたちも戻っていてくれてよかったぁ~。


photo by takajii

 ショウリョウバッタ♂です。


photo by sachibaa

 ショウリョウバッタ♀ですね。


photo by sachibaa

 ギッタンバッコンこんにちわ! 別名コメツキバッタなので、これはやっておかないとねぇ~。


photo by sachibaa

photo by takajii

 クルマバッタモドキも見つかりました。


photo by takajii

photo by sachibaa

photo by takajii

 そうなるといよいよ、トノサマバッタもご登場です!


photo by takajii

 こちらは褐色型ですね。


photo by takajii

 この子は彩湖からガを救出!?


photo by takajii

 シャクガ科かと思っていたら、カギバガ科のスカシカギバになるのかな?


photo by sachibaa

photo by takajii

 イガオナモミですね。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 多分この子だったと思うのですが、なんとショウリョウバッタモドキよりもさらにレアなクルマバッタを捕まえていたご家族もおりました! たか爺としては、証拠写真を撮っていなくて残念無念というところ…。


photo by sachibaa

 マテバシイガエルの木の下では、当然どんぐり拾いが始まりますよねぇ~。


photo by sachibaa

 今年もここで解散です。


photo by sachibaa

 子どもたちには最後に、事前調査の際に集めて作っておいた今年のこの木のどんぐりのキーホルダーをプレゼントしておきました。


photo by takajii

 これは前日の夜に、キーホルダーの金具を付けたあと撮っておいたものです。ポスカで帽子(殻斗)の目になる部分を白く塗って、乾いたら黒目を入れて、あとは黄緑でも緑でも他の色でも塗れば「無事カエル」のキーホルダーになりますよ!? どんぐりの部分は色を塗ってもすぐに剥げちゃいますけれどもね。


photo by takajii

 解散後、この子もトノサマバッタを。


photo by takajii

 ショウリョウバッタ♀ですね。


photo by takajii

 両手にカナヘビでございます。


photo by sachibaa

 これは?


photo by takajii

 クサカゲロウの卵の「優曇華」でしたねぇ~。


photo by sachibaa

 帰りにこちらのご家族が見つけてくれたのは、交尾中のツクツクボウシでした。新しいネオ一眼を持ち歩いていれば遠くても撮れたのに…。

 それにしても、本当にあっという間の2時間で楽しかったなぁ~。コロナもあるし、老害とならないうちにワンダースクールもそろそろ幕引きかなぁとも思っているのですが、たか爺の体が動くうちはなかなかやめられそうもありません…。
 今年はコロナで中止しましたが、毎年「トノサマバッタ狩り大会」の際に配布しているNACS-J(日本自然保護協会)の「自然しらべ2006 バッタの見分け方」に記載されているバッタも、カワラバッタ以外は今回すべて見つかりました! 「バッタ自然度」でいくと、1点は「オンブバッタがいる」、2点 は「ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、クルマバッタモドキもいる」、3点は「 ショウリョウバッタモドキ、クルマバッタもいる」、補正+1点 は「河原の場合、カワラバッタもいる」となっています。他の生きものたちも、ツユムシやクビキリギス、コカマキリやオオカマキリ、ジョロウグモやナガコガネグモ、ニホンカナヘビなど結構いろいろと見つかりましたよね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ネオ一眼の試し撮り | トップ | 田島ヶ原サクラソウ自生地にて »
最新の画像もっと見る

秋の生きものさがし」カテゴリの最新記事