たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

空とぶ魔法のフシギダネ-2

2012年11月14日 | ねりま遊遊スクール

 11月11日(日)は光が丘公園。練馬区教育委員会委託講座のねりま遊遊スクールで「空とぶ魔法のフシギダネ」です。
 1月に年間予定を作成したときには10日(土)の予定でしたが、練馬区立の小学校は第2土曜が授業となってしまったために変更。そしたら、公園ではロードレースにフリーマーケット、体育館では空手の大会まであって駐車場に入れない…。午後なら20分も待てば入れる程度でしたが、朝いちばんに出る車なんてまずありませんよね…。まいりました。
 で、日曜日だけ駐車OKとなる道路へ移動して路駐しようと思ったら、そこもロードレースのコースになっていて停められない…。やむなく駐禁覚悟で公園の反対側へ路駐です。
 幸い駐禁にはならず、駐車料金の700円も得した感じで結果オーライでしたが、あきらとほうせいが手伝いに来てくれていて助かりましたね。ネイチャー=アートと違って荷物はさほど多くはなかったけれども、たか爺1人で運んでいたらそれだけで疲れちゃって、講座どころじゃなかったかもしれません…。

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 集合場所のクスノキ広場では、今年もまずはガガイモの種飛ばし。種の妖精たちに子どもたちの心をしっかりつかんでもらいます。
 参加者は当初11家族26名の予定でしたが、当日は6家族16名となりました。熱を出しちゃったりして参加できなかった子どもたちはかわいそうでしたが、たか爺としてはちょうどいい人数だったかな。NACOT(日本自然保護協会自然観察指導員東京連絡会)の中村さん、9月の「指導者のためのパーククラフト」講座に参加してくれた渡辺さんもお手伝いに来てくれたので、万全の体制です。
 今回は、写真撮影はあきらにお任せ。11日の
画像はすべてあきらが撮影したものです。親子でワンダーやねりま遊遊スクールのときには、たか爺はなかなか写真を撮れないので、誰か来てくれると交替で任せることができて助かります。たか爺まで写ってしまうのが難点ですが(…)、あとでその日の流れもわかっていいですね。

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 アオギリの種さがしです。この一角だけでも、空とぶ種はケヤキ・アオギリ・トウカエデ・イロハモミジ・マツの5種類ありますが、今回は前3種のみ探してみてもらいました。

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 クマシデの「種のシャワー」もようやく浴びられるようになりましたね。アキニレの種もまだ緑色のものが落ちていて、かえって探しやすかったかな。
 スルーする予定だったスダジイのどんぐりを見つけちゃった子がいたので、一応説明だけはしておきました。おいしいどんぐりですからね。いつもの調子で「まあいいかぁ~」です…。

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 スズカケノキは枝ごと落ちているものを見つけていた子もいましたが、一応プレゼントできるものも持参。オギのトトロ&マックロクロスケのサンプルも見てもらいました。作りたそうな人もいたけど、とりあえず今年の材料はキープできたので、あとは出前講座にて承りますよ!? 11月中なら多分まだ現地でもOKだと思います。
 くっつきむしのチカラシバ、空とぶ種のムクゲのあと、園内を走るロードレースのために道の横断にはちょっと苦労しましたが、アカシデとイロハモミジの種を集めてもらってからテーブルへ。マツとヒマラヤスギはテーブルに着いてから、サンプルを見てもらいながらお話です。

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 空とぶ種の模型作りは、14日(水)のワンダーキッズでも。「種と知恵くらべ」は時間の関係もあって11日はパス。14日はなぜか幼い順に合格しておりました!? 画像は、ニワウルシとアルソミトラの模型とばしです。

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 紙ラワンとロケットラワンの模型とばし。

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 最後は、輪ゴムでロケットラワンですよねぇ~。でも、たか爺といい勝負の子どもたちがいなくなってしまって、今年はなんだかさびしいなぁ…。
 そういえばまだ、ねりま遊遊スクールの「実施報告書」を書いてないけど、11日の子どもたちのアンケートは見事に「楽しかった」ばっかりでした…。1人だけ「いろいろなことがしってよかったです。またきたいです。かならずきます。」って書いてくれた子がいましたが、「今後、どんな講座に参加してみたいですか?」という質問には、この子もやっぱりみんなと同じく「おんなじことです」!

 でも、たか爺としては本望ですよねぇ~。やれ環境教育だ、やれ自然体験だって言う人たちのなかには、「楽しいだけではダメ」とか「楽しいだけじゃもったいない」とか言う人たちも多いけれども、楽しければそれでいいんです。楽しかった日のことって、他にもいろいろ記憶に残っているんじゃないのかな? まあ、楽しいことばかりではないと思うけれども、とにかく今の子どもたちには少しでも多く家の外で、できれば自然の中で、いい時間を過ごしながら成長していって欲しいですね。

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 最後に、今日子どもたちが見つけていたクルマバッタモドキを。バッタはやっぱり緑の葉っぱのほうが似合うけど、まだまだ頑張って生きていました。

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