私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

国民は司法に厳しい目で見つめる要がある

2023-03-23 | コラム
国民は司法に厳しい目で見つめる要がある  今回の袴田冤罪事件だが、これだけの冤罪要素が揃いながらあまりにも処理が遅すぎる。それにしても、検察が遠吠えしつつ抗告を諦めたことは良かった。  ところで、今回の差し戻し審を決定した大善文夫裁判長だが、現職在任中に30件以上の刑事事件無罪判決を言い渡した、木谷明氏と匹敵する良識ある裁判官だと感じる。  しかし、日本の司法は検察にしても裁判官にしても、どう . . . 本文を読む

デンソーテン車内無線バス通信

2023-03-23 | 技術系情報
デンソーテン車内無線バス通信  現代車は、CAN(キャン)バス通信を基本として、下位規格のLINと上位規格のイーサネットなどを組み合わせたバス通信(シリアルバス(共用信号)通信を利用して、各ECUの連携と過剰なワイヤリングの増加を抑えている。今回の報は、CANバス(有線)を無線で飛ばすWifi通信の様なものだろうとイメージできる。  なお、文中ででているPLCというのいは、電力線中に、通信信号を . . . 本文を読む

十津川村のトンネル内電線垂れ下がり二輪死亡でダンプ運転手を送検

2023-03-23 | 事故と事件
十津川村のトンネル内電線垂れ下がり二輪死亡でダンプ運転手を送検  昨年、5月の事故だが、奈良十津川村のトンネル内で天井の電線が垂れ下がっており、通行中の二輪車運転手が死亡した事故があったが、その直前に通過していたダンプの運転手を送検したとの報だ。  この事故、当時の報では天井電線の補修工事期間中の事故で、工事に伴う電線の養生が悪かったとも想像していたのだが、今次の報で、バイク事故の2分前に通過し . . . 本文を読む

イーロンマスクがEVコスト半減宣言

2023-03-22 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
イーロンマスクがEVコスト半減宣言  何かと吹かす発言があるテスラ社イーロンマスク氏だが、EVコスト半減宣言をぶち上げたと報じられている。  このことを彼一流の何時もの大ボラとも一笑に付すことはできないと思っている。と云うのは、既にテスラ社の販売優位としては、2つ程度が見て取れると認識している。それは、ディーラーを持たない直販方式と、前後ボデーストラクチャーのダイキャスト一体成型による部品点数の圧 . . . 本文を読む

官僚達の夏が遠い世界となる現世官僚達の獣道

2023-03-22 | コラム
官僚達の夏が遠い世界となる現世官僚達の獣道  「官僚達の夏」は好きな故城山三郎氏の小説で、その読後感の良さが記憶に残るのだが、現在官僚達にあの様な情熱があるのだろうか?  故城山氏も晩年頃は官僚の堕落ぶりに言葉は少なかったものの、きっと大きな失望を感じていたに違いないと思える。そういう中、今朝見た現代ビジネスに、極短命に崩壊した鳩山政権の裏事情のことが記されていたので、記録的意味で書き留めておきた . . . 本文を読む

【再掲】私の思い「粗にして野だが卑ではない」

2023-03-22 | コラム
 以下の文章は、私がサラリーマンを辞めることになった年の1月終盤頃記した一文ですが、結局この年に私はサラリーマン人生を終えることになった思い出深い思いを持つものです。 ------------------------------------------------------------------------------------------- 2008-01-23夜20時過ぎ記す  私は異端 . . . 本文を読む

またまた排ガスインチキが再燃か(トヨタフォークとベンツEクラス)

2023-03-22 | 事故と事件
またまた排ガスインチキが再燃か(トヨタフォークとベンツEクラス)  昨年の排ガスおよび燃費不正に関わり、1年を経た最近、排ガス関連で2つの注目すべき不正が報じられている。  一つは自動車と云うより産業用機械というべきフォークリフトだが、フォークリフトシェアでは世界最大のトヨタフォーク(トヨタ自動織機)だからして驚くのだが、今なおその内容や背景に不明な部分を残しているが、日野の場合と同じく、米国での . . . 本文を読む

僕ちゃんかっこは付けて果たしたぜ!

2023-03-22 | コラム
僕ちゃんかっこは付けて果たしたぜ!  僕ちゃん、理念なき訪ウできて良かったね。皆が行ってる、僕だけ行かないことはは恥ずかしい、ただそれだけが僕の思いなんだが、これでカッコは付いたぜ! . . . 本文を読む

分解整備後の点検の廃止(特定整備との関係など)・国交省への質問回答の紹介

2023-03-21 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
分解整備後の点検の廃止(特定整備との関係など)・国交省への質問回答の紹介  実のところ私の道路運送車両法に対する知識の頭脳の中の更新動作が遅延しており、従来分解整備に該当する作業を使用者が行った場合は、国の検査(分解整備検査)を受けなければならないと記憶していたのだが、実のところ分解整備検査は、以下リンクに示す通りH10年に廃止されていたのだ。 道路運送車両法の一部を改正する法律等の施行による分 . . . 本文を読む

袴田巌氏の再審開始がやっと決定

2023-03-20 | コラム
袴田巌氏の再審開始がやっと決定  2014年3月の静岡地裁再審開始決定以来、袴田氏は釈放されて過ごしており、諸般の状況(味噌樽から発見の下着疑念など)から多くの国民は袴田氏の冤罪を確信しているのだが、東京高裁はなかなか再審を進めず、つい先日やっと再審開始宣言がなされたものの、東京高検の特別抗告の期限が本日までだった訳だが、本日もやっと午後になり特別抗告断念の発表がなされた。しかも、検察は遠吠えの如 . . . 本文を読む

損保対応単価の改訂記事をどう読むか

2023-03-20 | コラム
損保対応単価の改訂記事をどう読むか  日刊自動車新聞は自動車整備や板金業界新聞であるが、大手新聞と同じくその視線は国民になく、権力者たる国家、車両メーカー、大手損保にあることは一目瞭然のコンテンポラリー(現代風)ジャーナル紙だろう。ただし。先進諸国の中でジャーナリズムがこういう方で存在すると云うのは異形だということを少なくとも国民は強く意識せねばならない。ジャーナリズムの存在意義は、自由民主を担保 . . . 本文を読む

世界の覇権国の交代か・・・米はメンツ丸つぶれで焦るだろう

2023-03-19 | コラム
世界の覇権国の交代か・・・米はメンツ丸つぶれで焦るだろう  近日の報で中東のサウジアラビアとイランの犬猿国を中国が仲介したということが知らされた。そして、中国習主席が、近くロシアを訪問しプーチン氏と面談すると報じられてる。その後、ウワサだが、習主席はウ、セレンスキー氏にも会うのではないかとも・・・。  もし、この習主席による行動により、どんな形にせよウロ戦争が終結することになったら、これは米国の . . . 本文を読む

トヨタ・日野エンジン不正で販売中止していたコースターを販売再開

2023-03-19 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
トヨタ・日野エンジン不正で販売中止していたコースターを販売再開  昨年初頭(20年3月)の日野エンジン不正の一環として、N04Cエンジンを搭載のコースターシリーズは販売中止していた。通常なら、改良N04Cで再販売というのがセオリーなのだが、このN04Cは排気量4Lと、2~3トンクラストラック車とかマイクロバスクラスは、日野以外のメーカーは既にダウンサイジング3Lエンジンに切り替えているのが現状だ。 . . . 本文を読む

木谷明元判事の無罪判決論

2023-03-19 | 事故と事件
木谷明元判事の無罪判決論  木谷明氏(現弁護士で元裁判官)だが、裁判官現役時代(37年)の間に30件を超える刑事事件の無罪判決を下している。ところで、裁判判決は上告審として3審(地裁、高裁、最高裁)の中で決定するのだが、例えば一審地裁で無罪判決を下した場合は、ほとんどが検察はプライドをかけて上告することになるのだが、多くの1審無罪判決が二審上告審でひっくり返され、有罪となっているという。ここが、日 . . . 本文を読む

【書評】全国見積事情(プロトリオス社出版)

2023-03-18 | コラム
【書評】全国見積事情(プロトリオス社出版)  今回は書評といっても、一般的な本というより、特定業社のアンケート集約報告書というべき体裁の書だ。出版は、予て自動車板金業界紙としてBSR(ボデーショップリポート)などの出版をして来たプロトリオス社が出版している税込み¥5500と結構高価とも感じる書だ。高価な理由は、販売数にあり、特定業社向けの少量出版だから割高になるということが想像できる。なお、出版社 . . . 本文を読む