私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

マツダCX60リコール

2023-06-19 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
マツダCX60リコール  6/16付けでマツダCX60のリコールが報知されている。  内容としてはフロントサスペンション関係とステアリングギヤ系で、合計3本のボルトが規定トルクで締結されていないものがあり、緩んで脱落する場合があり得るとしているものだ。  不具合件数としては、フロントアッパーボールジョントの締結ボルトが緩んでいたのか脱落したものか2ヶの不具合が確認と報知され、その他は社内調査で発見 . . . 本文を読む

環境省・ディーゼル車の使用過程車のNOxPM法の適用解除の方向はどうなった

2023-03-30 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
環境省・ディーゼル車の使用過程車のNOxPM法の適用解除の方向はどうなった  約1年前に環境省は、現在のディーゼル規制地域の大気汚染度が改善されたとして、旧来登録出来なかった旧車ディーゼル車の適用解除の方向性を示すとしていたのだが、それから1年を過ぎて、なんら進展はないのはどうしてだろう。  これは、新車の規制を緩やかにするというものではなく、あくまで従来使用禁止されてきた旧車ディーゼルの登録や . . . 本文を読む

イーロンマスクがEVコスト半減宣言

2023-03-22 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
イーロンマスクがEVコスト半減宣言  何かと吹かす発言があるテスラ社イーロンマスク氏だが、EVコスト半減宣言をぶち上げたと報じられている。  このことを彼一流の何時もの大ボラとも一笑に付すことはできないと思っている。と云うのは、既にテスラ社の販売優位としては、2つ程度が見て取れると認識している。それは、ディーラーを持たない直販方式と、前後ボデーストラクチャーのダイキャスト一体成型による部品点数の圧 . . . 本文を読む

分解整備後の点検の廃止(特定整備との関係など)・国交省への質問回答の紹介

2023-03-21 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
分解整備後の点検の廃止(特定整備との関係など)・国交省への質問回答の紹介  実のところ私の道路運送車両法に対する知識の頭脳の中の更新動作が遅延しており、従来分解整備に該当する作業を使用者が行った場合は、国の検査(分解整備検査)を受けなければならないと記憶していたのだが、実のところ分解整備検査は、以下リンクに示す通りH10年に廃止されていたのだ。 道路運送車両法の一部を改正する法律等の施行による分 . . . 本文を読む

トヨタ・日野エンジン不正で販売中止していたコースターを販売再開

2023-03-19 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
トヨタ・日野エンジン不正で販売中止していたコースターを販売再開  昨年初頭(20年3月)の日野エンジン不正の一環として、N04Cエンジンを搭載のコースターシリーズは販売中止していた。通常なら、改良N04Cで再販売というのがセオリーなのだが、このN04Cは排気量4Lと、2~3トンクラストラック車とかマイクロバスクラスは、日野以外のメーカーは既にダウンサイジング3Lエンジンに切り替えているのが現状だ。 . . . 本文を読む

ボーズ・サスペンションはどうなったのか・・・(Youtube動画発見)

2023-03-03 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 表題のことを、かなり古いブログに記したのですが、やはり問題があったのでしょう。断ち切れてしまいました。  そもそも市販車におけるアクティブサスですが、第1世代がトヨタとニッサンで登場したと思ったら、2世代目は立ち消えとなりました。この理由を愚者がこう想定しています。  アクティブ制御(市販車の油圧式)で制御できるのは、あくまで低周波成分としてのタイヤの上下動だけです。デコボコ道だとか、ステア . . . 本文を読む

日野大型トラック生産再開へ

2023-03-02 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
日野大型トラック生産再開へ  日野自動車が昨年3月以来生産を中断していた主力大型トラックの再生産を再開すると云う。  これは、昨年排ガス検査方法などの不適切を理由として、量産車に許諾される型式指定を取り消されことによるが、1月末に再型式指定を取得したことによる。  しかし、型式指定を取り消されるということは、本来既存販売車種の車検の有効なども、型式指定が有効の前提で成立しるものであり、これがため . . . 本文を読む

損保業績を概観すると共に今後の方向を想定する

2023-02-24 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
損保業績を概観すると共に今後の方向を想定する  国内損保数はバブル崩壊と金融ビックバン(自由化)後に、各種合併とか吸収が繰り返されたりしたが、損保協会の下記ページを見ると、大手から通販系を含め29社が存在する。この中には、アイペット損害保険の様にペット保険だけをとか、レスキュー損害保険の様に、住宅の鍵、水回り、ガラスなどのトラブルを解決保証する企業が親会社で、火災保険とか傷害保険のみ行う様な比較的 . . . 本文を読む

オーバードライブとファイナルギヤレシオ

2023-02-08 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
オーバードライブとファイナルギヤレシオ  オーバードライブ(以降ODと記す)という云い方は昨今はあまりされなくなったが、かつてトランスミッションのギヤレシオにおいて最上段はギヤを通さず直結の(つまりギヤなしレシオ1.0)であることが原則で、それに合わせてファイナルギヤレシオ(つまり通常デフギヤと呼ばれるギヤ比)が考慮なされていた。これに対して、トランスミッション最上段にギヤ比1.0以下のギヤ比を . . . 本文を読む

【再掲】昔のクルマのこと(ダットサン初期型)

2022-11-30 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 この記事は 2008-12-27 のマイブログに掲載した再録です。  まだ、私が生まれる遙か以前のクルマのことを若干記してみます。  写真は、あるところで見た朽ち果てたダットサンのエンジンルーム内と運転席のペダル廻りです。  まず、エンジンですが点火プラグが4本あり、4気筒だと直ぐ判りますが、シンダーヘッドにバルブ機構が内蔵された様子がなく、2サイクルエンジン様にも見えます。しかし、識者はお . . . 本文を読む

ここまでの摩滅プラグ初めて見た

2022-11-08 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
ここまでの摩滅プラグ初めて見た  先日のこと、知り合いの工場でエンジン不調を訴える顧客が来て、その際はさほど不調感は伺えなかったが、内容はかなり頻繁にエンジン不調となり、そうなるとエンジンの力がなくなり、メーター内の警告灯が点灯するというものだった。  工場によると、一週間ほど前、同様の訴えを聞き、失火テスト(各気筒のプラグ点火コネクタを抜くパワーバランステスト)をやったところ、No3シリンダの . . . 本文を読む

現代車は何故ボンネット先端とその前パネルに見切りがあるのか

2022-10-25 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
現代車は何故ボンネット先端とその前パネルに見切りがあるのか  この表題の意味だが、旧来から一部車種にはボンネット前に鋼板もしくはアルミパネルがあるという車種は少ないながらあった。日本車だと初代のコスモとかルーチェ、輸入車だとアルファロメオやフェラーリモデナなどだ。これらは、現代車では、溶接もしくはボルトでパネル同士を結合し、パネル同士の切れ目を隠す場合はハンダ仕上げで仕上げるなどすれば、およそその . . . 本文を読む

映画・黄色いハンカチからのクルマ談義

2022-10-23 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
映画・黄色いハンカチからのクルマ談義  映画「黄色いハンカチ」を図書館DVDで借り出し見た。一度は見ている映像なのだが、正直云えば自己評価は低い部類の映画だ。その理由はここでは記さないことにするが、監督の山田洋次はともすると「男はつらいよ」シリーズで有名で、それは第一作が1970年(S45)年より製作し続けられており、この黄色・・・は1977年(S52)だと云うから、私が社会人になった次期と符合す . . . 本文を読む

トヨタコースター日野エンジン搭載に見切り付け

2022-10-21 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
トヨタコースター日野エンジン搭載に見切り付け  トヨタのマイクロバス・コースター(日野リエッセⅡもOEM車)は、マイクロバスでは国内ダントツのロングセター車だし、アセアン諸国への輸出もそこそこある。この搭載エンジンである日野N04Cが型式指定取消となり、私見だが同型式ではおよそ新規型式での型式指定取得は甚だ難しいだろう。日野で新設計エンジンを作り直すしかないのではないかと想像している。  という . . . 本文を読む

最近のLEDライトだがOLED式まで登場した

2022-10-18 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
最近のLEDライトだがOLED式まで登場した ヘッドランプなど高輝度かつ大光量を要求されるヘッドライトなどは、彼の昔のクラッシックカーは電気でなくガス灯の時代もあったらしいが、その後は単なる白熱灯(ニクロム線)に通電して光らせるものから、バルブ内にハロゲンを封入してより高温度で大光量で光らせるハロゲンバルブ式が普及し(国産No1は当時の初代センチュリーVG20[VG10はクラウンエイト])だったが . . . 本文を読む