
ミャンマーの国営放送局の一つであるMRTV-4が番組の撮影のためにやって来た。
語学学校の一つを紹介するということで、わが日本語学校に白羽の矢が立ったのだ。
授業の様子、事務所の様子、校長室でのインタビューなど撮影に3時間半もかかった。
インタビュアーの女の子はどこかで見たことがあると思ったら、自分の教え子だった。
おととい初めて番組の話があって、最初はあまり乗り気ではなかったのだが、せっかくテレビで紹介してくれるのだからと引き受けた。
ディレクターからは「普段の通り、自然な形でアクションしてください。」と言われたが、
絵カードの持ち方の角度や立ち位置などいちいち注文をつけられ、いつもの自然の形からはほど遠いアクションになってしまった。
授業を大幅に延長して撮影し、生徒たちもいろいろと注文をつけられ、気分が害した子もいたようだ。(ごめんね!)
番組は20分放送されるというが、この分の広告料を考えると莫大な金額になるので、その点では有難いと言わなければならない。
インタビューの問答は事前に練習していたが、本番で何度もトチッてしまった。
実際にテレビで放送されるかどうかは未定であるが、恥ずかしいので自分は見ないことにしている。
(家のテレビはMRTV-4が入らないので都合がよい。)
しかし....どこにでもある語学学校の様子を番組にして、視聴者は面白いと思うのかちょっと疑問である。
果たしてミャンマー全国で何人の人がこの番組を見るのだろうか?