OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

「乾通り」を通り抜けてきました

2014年12月05日 | お出かけ

小雨が降ったりやんだりした木曜日、通常は入ることのできない皇居乾通り一般公開に行って来ました。
天皇陛下の80歳の傘寿記念として、3日(水)から7日(日)まで解放されています。

初日すごい人出だったみたいだし、ギリギリまで迷いましたが朝の情報番組での「雨が降り出す午後からが狙い目」の一言で決意。
一通りの家事を済ませて、昼前に家を出ました(休みでよかった・・)。

※皇居の歴史散歩、城門や石垣にハマった昨年。
歴史散歩☆皇居東御苑(江戸城跡)
歴史散歩☆皇居東御苑(江戸城跡)その2
江戸城跡☆城門あれこれ 
江戸城跡☆城門めぐり~北桔橋門・乾門~
江戸城跡☆城門めぐり~平川門~
江戸城跡☆石垣にも歴史あり
皇居外苑散歩☆二重橋と皇居正門~工事中の桜田門

今回の私の狙いは、
「普段は入れない坂下門をくぐれること(近くで見られること)」
「皇居東御苑からは裏側しか見られない富士見櫓を、違う角度から見られること」
「皇居東御苑からは柵や植木でよく見えない富士見多門を表から見られること」
「普段は入れない乾門をくぐれること(近くで見られること)」




午後12時半頃。極小粒の雨が時々落ちてくる程度だったので、皆さん傘をさしていません。
歩いていればそれほど寒くもなく(私は上着を脱ぎました)、うんざりするほどの行列も混雑もなく、そして大人ばかりで歩きやすい(笑)。



ここにこんな対策がしてあるのも、ある意味レアな状況。



「坂下門」です。普段は50メートルくらい手前にバリケードがあり皇宮警察が立っているので、こんなに近くまで来るのはもちろん初めてです。
もっとゆっくり眺めたかったけど、立ち止まれません。


右側の天守閣のような建物が、
昨年皇居東御苑からは裏側しか見られなかった「富士見櫓」です。

江戸城の中で現存する貴重な遺構になっています。
天守閣が明暦3年(1657年)の大火で焼失した後は、富士見櫓が天守閣に代用されたと伝えられているそう。


ちなみに、この石垣は関東大震災でも崩れなかったそうです。


素晴らしい・・
近くに行って、下から見てみたい。



蓮池濠から見た「富士見多門」です。
皇居東御苑からは植え込みと柵でよく見えません。

「多聞」とは、石垣の上に造られた長屋造りの倉庫(防御壁にもなる)のこと。
鉄砲や弓矢が備えてあり、いざという時は格子窓を開けて撃つことも出来ました。
「富士見櫓」同様、江戸時代から現存する遺構です。


正面から。


ズーーム
江戸城本丸には、15棟もの「多門」があったそうですよ~


コースは、このまま「乾門」まで行くか、「西桔橋(にしはねばし)」を渡って皇居東御苑へ行く二つの帰るルートがあり、とても迷いましたが今回は「乾門」をくぐることに。

ちなみにこちらが「西桔橋」。ここに江戸時代「西桔橋門(にしはねばしもん)」がありました。
「はねばし」とは、有事の際、木橋を跳ね上げて通行を遮断できる仕掛けのある橋のこと。

こちらも東御苑からは見られない貴重な光景です。
今度機会があれば渡ってみたい、石垣を近くで見たい・・





「乾門」に着きました。内側から見た乾門です。
この門は、明治になってから建てられた門ということです。






外から見た「乾門」。

ここをくぐって、竹橋へ出て帰りました。
いろいろ貴重な風景を見ることができて、思い切って来てみてよかったです。


人並みに?紅葉も撮って来たのでアップします。
めっちゃキレイでした!


「道灌濠」。













石垣に紅葉がよく似合います^^



コメント (4)
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