野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

2008年海老江干潟の野鳥観察会

2018-08-15 | 野生生物を調査研究する会歴史

2008年5月11日(日) 海老江干潟の野鳥を見よう

東西線の海老江駅を降りて5分ほど歩くと淀川へ、ここに人工的に作られた海老江干潟があります。

水辺の鳥観察ポイントとして有名な場所。すでに何人かのバーダーが観察していました。

早速フィールドスコープで観察。今回は2台あるのでゆっくり観察できました。

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<観察した鳥>
ソリハシシギ、ハマシギ、キアシシギ、オオソリハシシギ、コアジサシ、メダイチドリ、オオヨシキリ、コチドリ、セッカ、カワウ、ユリカモメ、アオサギ、ダイサギ、トウネン、ダイゼンなど。

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2006年 由良川調査

2018-08-15 | 野生生物を調査研究する会歴史

由良川調査では はじめて カヌーによる流域調査に挑戦しました。

詳しいことは 「生きている由良川」の川下りのページをみてもらうことにして

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由良川は、昔より日本海の幸や舞鶴港などに陸揚げされる船荷を京や大坂などに運ぶため、船による交通路が発達していました。
現在ではこの交通路は鉄道や道路に置き換わりましたが、底の浅い川船なら現在でも旅することができます。
何カ所かダムや堰があり水路は完全にはつながっていませんが、和知から綾部までの丹波ラインには国体が行われたカヌーコースもあります。
我々は、綾部から福知山をへて河口の神崎まで約54kmを二回に分けて走破しました。(生きている由良川;川下りより)

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以上さわりで

 


2003年 大和川の源流調査

2018-08-15 | 野生生物を調査研究する会歴史

生きている大和川--源流をたずねて--

奈良盆地に降った雨のほとんどは大和川に合わさり、ひとつの流れとなって奈良盆地を出て河内平野に流れ出る。

その大和川に注ぐ支流は流量が乏しく、年間を通じての供給量も不安定であった。

奈良盆地では古代より、「日照り一番、水つき一番」と言われるほど干ばつや水害に悩まされ続けてきた。

大和豊年米食わず、大和日照り 干ばつの言葉も多い。また、溜池の数も多く、1996年ごろには1万近くの溜池があった。

「米一升、水一升」として水を大切にしてきた。

水の大切さは、大和には水分の神々が住むという、なら県内の4か所の水分神社「大和国四所水分神社」からもわかる。
宇太水分神社(宇陀市菟田野[うたの])、葛城水分神社(御所市関屋)、吉野水分神社(吉野町吉野山)、都祁(つげ)水分神社(奈良市の都祁地域)の4社。
それぞれ奈良盆地の東西南北から見守るかのように、水の神「天之水分(あめのみくまりの)神」をお祭りしている。

大和川、最新の淀川の分水界を形成するのが都祁水分神社

都祁水分神社は、飛鳥時代、伊勢国の修行者の霊水が白龍二頭が顕現し。ひとつは都祁の地へ、もうひとつは宇陀へ、宇陀水分神社水分神になったとの伝承がある。

この神社は大和川の源流地にあり、木津川との分水界に祭られている。

大和川の本を作成のとき、源流を確認 

奈良時代の長屋王の邸宅の発掘で出てきた木簡に、「都祁氷室」と書かれたものがでてきた

長屋王が朝廷とは別に氷室を所有し氷を調達していた。現に平成3年に都祁で氷室跡が発見された。