野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

1997年「第1回黒川地区の自然から学ぶ特別集中セミナー」

2018-08-18 | 野生生物を調査研究する会歴史

1997年「第1回黒川地区の自然から学ぶ特別集中セミナー」

記念すべき第一回が川西市黒川で「自然から学ぶ特別集中セミナー」が開催された。
1997年8月20日、21日の1泊2日で自然観察の方法を幼稚園、小学校、中学校の教員に学習してもらう講座
計画時、ほんとに宿泊して参加してもらえるか心配したが、両日とも、天気に恵まれ、8名の受講者が参加。


両日とも、天気に恵まれ、8名の受講者は無事全課程を終了された。
1日目は森林の話しを中心に座学、そのあと、実習。実際の里山に入り、どんな植物があるのか、ラインを引いてそこから山全体を予想する講座をおこなった。
森を見る方法が少しでもわかっていただいた。
午後は黒川を流れる小川に降りて、水生生物の観察。
魚は セルビンの仕掛けて、どんな魚がかかるか調べてみた。大量のカワムツが入っていたのでみなさん大喜び
2日目はトラップをしかけ、早朝からしかけを見に行く
ここ黒川は台場クヌギなどがのこっておりオオクワガタがよくとれると有名なところ。
 引き続き人と自然の博物館の八木先生からトラップの話しを聞く
 午後からは2日間のまとめをして終了

休息時はスイカを用意して食べてもらったりいろいろ熱中症対策をしたのを覚えています

その後 黒川から猪名川ふるさと館 三田市有馬富士公園 人と自然の博物館と引き継がれていく


2008年 観察会 池田市五月山の自然発見1

2018-08-18 | 野生生物を調査研究する会歴史

五月山の自然・新発見 その1 2008年6月15日(日)

10時に阪急池田駅に集合

観察路は池田文庫・逸翁美術館(休館中)などを通り杉ヶ谷川へ。

途中、モリアオガエルが毎年卵を産みに来るというお宅で池や、カエルを狙うヘビなどの貴重な写真を見せていただく。

杉ヶ谷川沿いの草むらでいよいよ観察開始。

この時期、よく見ると草むらには小さな生き物がいっぱい。

予定より遅れてしまい、このあたりでお昼を食べることになりました。

昼ごはんの後は観察しながら五月山山頂を目指しました。途中結構急な道もありましたがきちんと整備されていたので歩きやすかったです。

山頂付近、ここはハンミョウがよく見られる場所。この日は成虫には会えませんでしたが、地面には幼虫のいる穴がいっぱい開いていました。

<この日観察した生き物>
ルリシジミ、オオスカシバ、ヒオドシチョウ、ラミーカミキリ、アゲハチョウ、ウラギンシジミ、ザトウムシ、カマキリ、ゴミムシ、キリギリス、フキバッタ、カメムシ、ゾウムシ、クロウリハムシ、ナナフシモドキ、クチベニマイマイ、クロヤマアリ、ハンミョウの幼虫など