野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

漁協

2018-08-09 | 資料を読む

兵庫県の河川に漁協がある

魚の調査には必ずお世話になるところ

河川のさなかはかってにとることができない、たとえ調査であっても

今回 魚の自由研究でもお世話になっている

でも具体的にどんな仕事をしているかは多くの人はしらないのでは

そこでパンフレットから抜粋

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兵庫県内水面漁業協同組合連合会
*正会員 
猪名川上流漁業協同組合 猪名川漁業協同組合 多田漁業協同組合 藻川漁業協同組合

武庫川漁業協同組合 羽束川漁業協同組合 加古川漁業協同組合 市川水系漁業協同組合連合会

夢前川漁業協同組合 揖保川漁業協同組合 竹田川漁業協同組合 竹野川漁業協同組合

矢田川漁業協同組合 岸田川漁業協同組合

准会員
佐仲ダム 一般社団法人全日本釣り団体協議会

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兵庫県のすべての河川にある。そして仕事は

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〇漁協の仕事
漁協は、都道府県の知事から漁業権免許を受けて活動をしています。
川や湖での漁業活動は"増殖漁業"と言い、魚を捕る権利を免許される代わりに、魚を増やす義務があります。
川は、海に比べて生産力(自然に魚が卵を産み増える力)が限られています。
そのため、漁協では、人の手によって魚が捕り尽くされないよう、孫子の代まで魚がとれるように、放流したり、産卵場を造ったり、魚を食べてしまうカワウや外来魚(、ラツクバス等)を駆除したり、釣りに来た人達に釣りの規則について指導をしたりしながら、川や湖の漁場を管理しています。

〇漁業以外に漁協が行っている仕事
内水面漁協は、魚を捕ったり遊漁券を売ったりするほかに、川や湖で地域に役立つ仕事をしています。
漁協の組合員は、魚の生態や魚が棲んでいる水の中の状況をよく知っていますので、魚の立場で川を見ることができます。水辺の環境を守って魚を増やし、多くの人が|||や湖で自然に親しみ釣りを楽しめるように漁場を管理しています。

その結果、釣り人が増えて地域が元気になること、水辺の環境が守られること、釣りや魚を食べる文化を伝えて行くことなどを通じて漁協が地域に貢献していること、これが水産多面的活動です。

平成25年度から、内水面の漁協が中心となって地元の市町村や団体と連携して、流域の人々に漁協の活動を伝え、協働して作業を行って以下の様な取り組みをしています。

魚のすみかや産卵場などをかんりすること
ブラックバスやカワウなどから魚を守ること
川や湖の水質や環境を守ること
釣りを通してのレクレーションや憩いの場、教育の場、仕事の場を設けて地域を活性化させること
国民の生命財産を守ること
普及啓発を通して伝統文化や技を後世に伝えること

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魚で生活を立てるには、万単位の魚がいないと生活できない

川での漁業は大変との声を聴いた

 


猪名川のアユ 

2018-08-09 | フィールドガイド--魚編--

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上の写真でどちらが放流のアユでどちらが天然のアユかわかりますか

 

(下)が放流のアユで(上)が天然アユです
外敵に取られないように迷彩色にかわるのが色がある理由
放流は、温室育ち、食べられる心配がないので銀色鱗で生活している
アユ料理の時 模様があれば天然アユ なければ飼育されたアユなので
わかります。
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2.猪名川とアユ
兵庫県川辺郡猪名川町にある大野山を水源地とする猪名川(43.2k m)と兵庫
県亀岡市を源とする一庫大路次川は、清流でアユにとってよい苔(ケイ藻やラン藻)
が生えており、それらを食んで育った、香りの良い天然アユが多数おり、大阪、神戸
から近いこともあり大勢のアユ釣り客が訪れ、また捕獲したアユを京都に売りに行っ
たり、アユ料理を出すアユ茶屋、アユ釣り客を泊める民宿を経営する等の漁業協同組
合員もおり、毎年6月から10月はアユ釣り客やアユの捕獲で大変にぎわっておりま
した。

3.アユの一生
(1)アユの寿命
 アユは年魚と言われ、1年でその一生を終わります。
(2)アユの産卵期
 ア アユの産卵期は9月~12月に河口近くで産卵し、産卵を終えた親アユは一
 生を終えます。
 イ 卵は直射日光が当たると死んでしまうため、太陽光が直接当たらないように、
 また、他の魚に食べられないようにするため石の裏側に石にくっついています。
(3)卵からふ化する期間
 水温で異なりますが、大体2~4週間です。
(4)海や湖で過ごす期間
 ふ化した稚アユは海や湖に行き、桜の咲く頃(川の水温と冬を過ごしている
 海や湖の水温が同じ温度になった時)に川を遡上します。
 鮭は生まれた川に遡上しますが、アユは今居る場所に近い川に遡上します。
(5)アユの川下り
 太陽の日照時間が短くなる9月ごろからアユは産卵のため川を下ります。
4.「鮎」の字の由来
 いろいろな説があります。
(1)アユは春先に海から川を遡上(そじよう)するため、その年の豊作、不作を占
 (うらな)う魚と書いて「鮎」と書いて「鮎」。
(2)アユは岩や石に生えるコケを餌にしており、その餌場を占拠する(約1m四方)
 するので、占める(しめる)魚と書いて「鮎」。
(猪名川漁協の冊子から)
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夏休・魚の自由研究 第二弾--アユの自由研究--

2018-08-09 | 野生生物を調査研究する会の紹介

今日 魚の自由研究がおこなわれた

夏休・魚の自由研究 第二弾

 近年、-庫ダム知明湖で自然増加しているダム湖産アユは、両側回遊するアユ(仔稚漁期は海で生活し春の河川を遡上するアユ)とは別の新集団である。この新しい地域の自然を、夏休みの期間を利用して地域の小中学生がふれあい、自分達が住んでいる地域の自然文化として学習・研究する活動は大変意義深いものである。また、このアユの生活史を調べその生態を明らかにすることは、今後の地域の文化や産業へ資するものである。

日時 平成30年8月9日 9:00~12:00
 22日 15:00~18:00
場所 一庫大路次川 千軒キャンプ場

主催 NPO野生生物を調査研究する会
協力 猪名川漁業協同組合
講師 環境省 環境カウンセラー

内容 ダム湖産アユの捕獲および観察・解剖

日程 8/9
 9:00集合 一庫 千軒キャンプ場
 9:20あいさつ
 10:00捕獲 計測 解剖


 8/22
 15:00捕獲
 16:00他河川のアユとの比較
 17:00 まと