現在2018年、里山保全活動は月の第一日曜日を活動日として活動している。
雨の多い日 中止になった時には当会の里山活動を中心におこなう会員が別の日に必要に応じて保全活動に取り組ことになっている
2006年よりナチュラリストクラブが、2005年まで年間2回の里山保全活動(観察会の一端として)を行っていましたが、
これに加えて2006年度より月一度里山保全活動の協力を申し出てもらいました。
年2回の作業から里山の管理のむつかしさを痛感され、ナチュラリストクラブの会員の有志が協力を申し出ていただきました
それで、この年から、第一日曜日を定例の里山保全活動日として、今日に至っています。
2006年の様子から
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●第一回里山保全活動 2006年4月2日(日)
雨のため参加者は4名でした。作業地は地図参照。
西側の斜面のネザサを刈り取りました。この斜面には南はしに小さな池があります。3年前刈り取ったときにはモリアオガエルが卵をうみにきました。しかし、その後ふたたび笹が生え、確認できていません。今回、必死に刈り取ったので池の様子が久しぶりに確認できました。今年は見られるかもしれません、
生い茂ったネザサ 草刈作業
●第二回里山保全活動 2006年5月6日(日)
天気は土砂降り。雨天決行の作業なのですが、この日の降りはさすがに・・・ということで中止になりました。
●第三回里山保全活動 2006年6月3日(土)
好天気にめぐまれ、汗ばむ中の里山の作業でした。午前中は西斜面の草刈。先月刈り取ったはずなの結構伸びていました。池の周りまで刈り取りました。タラがたくさん生えているのを見つけて、来年がたのしみという話でもりあがりました。
池の周りの草刈り タラの木
午後は梅の木の周りをかりとりました。先月、茶摘のときはひざ下だったのが、ひざの上をこえるまでに。伸びるのは早いですね。
ウメの木周りの草刈 さて、収穫に
梅の実と二番茶と山椒の実を採り、お土産に。来月は、梅の木の周りを刈り取ってもらうことになりそうです。
ウメの実 二番茶摘み
●第四回里山保全活動 2006年7月2日(日)
今回も大雨のため作業は中止になりました。
●第五回里山保全活動 2006年9月3日(日)
下草に覆われる里山を見て唖然とする会員たち8月下旬からすごしやすくなってきましたが、この日は大変暑い一日となりました。8月はお休みだったのですっかり下草に覆われる里山になり、一同唖然・・・。
下草刈り作業1 下草刈り作業2
頂上の梅の木の周りの作業です。池の周りは機械で刈りました
池の周りが午前中に終わったので、機械を頂上に。しかし、伸びすぎて機械にまとわりつくので刈りにくいこと、結局は手のほうが早いということになりました。
山はすっかり秋の模様ツルリンドウが咲いていました。帰りには サギソウがみられるとのことで湿地で観察会を行いました。
ツルリンドウサギソウ
他にナンバンギセルが見られました
ナンバンギセル
●第六回里山保全活動 2006年10月1日(日)
今日も天気予報は午後から雨。里山に着き作業場に向かう頃はまだぽつぽつとしか降っていなかったのですが徐々に本降りになってきました。そんな雨にも負けず今回は池の周りの草とクリの木の周りのササを刈り取りました。クリの木にはいくつか実がついていましたが、ササの勢いが強く半分ほどが埋もれた状態。また、ササを刈っていくうちにすっぽり埋もれたカキの木を発見。雑木と間違えて危うく刈り取ってしまうところでしたが、よく見ると植木屋の値札が・・・ということで難を逃れました。
● 第七回里山保全活動 2006年11月5日(日)
奄美大島エコツアーより帰宅の翌日でしたが、野生生物を調査研究する会の先生方を含めて7名の参加がありました。先月刈り残したササを刈りました。
● 第八回里山保全活動 2006年12月3日(日)
この日はナチュラリストのメンバーは『河川の動植物と森川海のセミナー』に参加のため、活動は野生生物を調査研究する会の先生方のみで行いました。
●第九回里山保全活動 2007年1月7日(日)
この日は大雪のため活動は中止となりました。
(ナチュラリストクラブのホームページより)
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刈っても刈ってもササの勢いの止まらない里山を実感した1年ではなかったかと思います