ウスバキトンボの姿もいくつか見られました。ここは稚内にほど近い場所なので、この個体にとってはここが最終着地となるのかもしれません。翅もボロく、もう長距離を移動するだけの体力は残っていないようでしたが、こんなにすすけた体色になるまで生き抜いてきたのです。たとえここが終着駅であっても、彼女には悔いは無いでしょう。
オオルリボシヤンマもまだ結構な数が残っていました。しかし、皆お疲れモード全開で(笑)飛んでもすぐに止まってしまいます。縄張り行動もほとんど見られませんでしたので、彼等はとっくに引退して、静かな隠居生活を送っているのでしょう。
木道を進むと、前方にヤンマらしき大きなトンボが”落ちている”のが見えました。
きっとオオルリボシかマダラヤンマが朝の冷え込みに耐え切れず、絶命しているのだろうと思い近づいてみると・・・・・・・・・・・・・・・・・なんと、アキアカネ♀を喰らうマダラ♂でした。それにしても、なんて横着な奴なんでしょうか!普通、獲物を捕らえたら樹上や雑草地に移動するものなんですけどねぇ。この貪欲さといったら、正にアオヤンマ並みです。
きっとオオルリボシかマダラヤンマが朝の冷え込みに耐え切れず、絶命しているのだろうと思い近づいてみると・・・・・・・・・・・・・・・・・なんと、アキアカネ♀を喰らうマダラ♂でした。それにしても、なんて横着な奴なんでしょうか!普通、獲物を捕らえたら樹上や雑草地に移動するものなんですけどねぇ。この貪欲さといったら、正にアオヤンマ並みです。