タテハ蝶

今日は越冬明けのタテハチョウを狙ってきました。
陽気に誘われ迷わず林道へ向かいましたが、やはり少し早かったようで、目的の林道はまだ雪の下。
そこで、斜面が露出する日当たりの良い場所を探すと、数頭の個体が元気いっぱいに飛び回っていました。


ヒオドシチョウ1　テリトリー


ヒオドシチョウ2　テリトリー


エルタテハ　吸水


エルタテハ　テリトリー


おまけ　オツネントンボ未熟♂

オオキトンボ

オオキトンボは道内における飛来種の中でも、マンシュウアカネと並び非常に記録の少ないトンボの1つです。
かつて、羽幌町の人工池で複数個体が発見された時は、驚きをもって報じられました。発見当初の個体は３世代目と考えられ、確実に当地から発生した
と思われる正に「北海道産」の個体でしたが、残念ながら翌年には姿を消してしまいました。この大型のアカネの勇姿を拝みたく、毎年道北へ足を運
んでいるのですが、ここ数年は飛来が確認できていません。


北海道初記録として認定されたオオキトンボ成熟♂（羽幌町）


北海道産個体による貴重な産卵シーン（羽幌町）
同日に撮影した連結産卵ですが、翌年は姿が見られませんでした

オツネントンボ

今年の旭川市はかなり雪の多い年となりましたが、ここ2週間は異常なほど気温が高く、急速に雪解けが進んでいます。
そこで今日は朝から晴天に恵まれ、最高気温も8℃という予報だったので、越冬明けのオツネントンボを狙いに近くの公園まで行ってきました。
期待通り、管理棟の周りには越冬明けのオツネントンボが沢山落ちており、元気よく飛ぶ個体も複数観察することができました。


観察場所のカムイの杜公園


未熟♂


未熟♀


未熟♂


未熟♂
全て別個体

買い物を済ませ夕方家に戻ると、我が家にも飛んできていました。今日はここで一夜を明かすことになりそうです。

未熟♂