飼育中のサラサ幼虫ですが、やっとヤゴらしい見た目となってきました。前回と比べ複眼が大きくなっているのが分かります。恐らくこちらもF-2幼虫と思われます。このまま順調に成長を続けてくれれば、冬までに亜終齢幼か終齢幼虫にまで成長してくれると思います。
飼育中のサラサ幼虫ですが、やっとヤゴらしい見た目となってきました。前回と比べ複眼が大きくなっているのが分かります。恐らくこちらもF-2幼虫と思われます。このまま順調に成長を続けてくれれば、冬までに亜終齢幼か終齢幼虫にまで成長してくれると思います。
飼育中のホソミモリ幼虫が順調に成長してくれたので撮影してみました。恐らくF-2幼虫と思われます。本種とクモマエゾトンボはエゾトンボ属の中でもかなり特異な体形をしたヤゴで、側棘・背棘が共に無く、全身が細かな毛で覆われています。そのため、自然下では泥をまとっていることが多く、どちららと言うとシオカラ属の幼虫に近い印象を受けます。ずんぐりとしていて、とも愛嬌のあるヤゴですね。
尾鰓は葉状で1~3本の褐色条がり、先端が尖ります。しかし、褐色条には個体差があり、ほとんど認められない個体もいますので、混棲する他種イトトンボ幼虫とは尾鰓の形状で判別します。
ごく普通種のシオカラトンボですが、下界とは隔離された環境からなのか?非常に興味深い「現象」が起きていました。お盆休み中に再度行ってみようと思います。期待していたトンボは見つかりませんでしたが、次号の道トンボ研究会の会報ネタとしては十分な成果がありました。
旭岳の登山後、駐車場近くからなんとなく入った木道。周辺は湿地となっており、温泉水が若干流れ込んでいるようでした。木道を進むと、あちこちから水が湧いていて、かなり怪しい場所を発見。ミヤマアカネ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、オニヤンマが沢山飛んでいました。
本日、視察も兼ねて大雪山系旭岳に登って、池・湿原巡りをしてきました。旭岳は非常に有名な正規の登山ルートなので、トンボに関しては特に期待はしていませんでしたが、やはりオオルリボシヤンマが飛んでいる程度で、エゾトンボ系の姿も全く見ることはありませんでした。しかし、下界とは違いとても涼しく、登山を満喫することができました。それにしても初心者向けの正規ルートだけあって、観光客の多いこと・・・・・・
本日、道トンボ研のYさんをお誘いしてオオシオカラトンボを見に行ってきました。個体数は例年通りで、そこそこの数を見ることができました。しかし、ミヤマアカネが少なく、3頭ほどを見かけただけでした。かつては叩いて落とすほどミヤマアカネが沢山いたのですが、数年前の台風直撃以降、個体数が激減してしまいました。