どうも気温が高すぎるせいか?皆、日陰の多い場所へ入ってしまいます。なるべくストロボは使用したくなかったので、撮影には苦労しました。でも、♂の現れるような環境は今回の観察でなんとなく把握できたので、今後の参考にしたいと思います。
そしてモイワサナエ。市内では幼虫は掬って捨てるほど(笑)大量に捕れるのに、なぜか?成虫には中々お目にかかれないという不思議なトンボ。この問題がクリアーされないまま数年が経過してしまっていたので、今日こそは!と気合一発。 やっとの思いで縄張りを張る♂を見つけたのですが、場所も悪いしとにかく暗い。
橙色型♂に押され気味であまり目立たない透明型の♂。やはり水辺よりも少し離れた場所に陣取る個体が多く、縄張り争いでは橙色型に劣るようです。しかし、運のいい個体は水辺に侵入する前の♀のハートをしっかりゲット! 負けじと頑張っていました。
昨日は仕事が休みだったので、のんびりと地元探索していました。とは言っても、アオヤンマの撮影に時間がかかってしまい、出動したのは10時過ぎでしたが・・・・・・昨日の旭川市内は29度超えの暑さ!さすがに北方系のトンボは皆バテ気味で、カラカネトンボは個体数も少なく、静止個体ばかりが目立ちました。
庭先でミニビオを作る最大の強みは、羽化個体をさもその生息地で撮影したかのような雰囲気で撮影できることです。たぶん、この羽化シーンを何も知らせずにブログにアップしていれば、誰もが生息地に出向いて撮影したのだろうと思ってしまったことでしょう? まぁ、極論を言ってしまうと「やらせ写真?」ということです(笑)。
今朝、目覚めると飼育中アオヤンマが羽化していました。札幌方面では既に羽化が始まっているということなので、屋外飼育で順当な羽化といえます。今日は会社が休みだったので、時間をかけてじっくり撮影することができました。
コサナエは発生のピークが過ぎ、だいぶ個体数を減らしていました。なんか妙な格好で静止する交尾体を発見したので思わず撮影。ちょうど♀の後ろ翅がヨシの葉に引っかかって逆さま状態になっています。コサナエ属は交尾した後の止まり場所や態勢をあまり気にしないようですね。
オオルリボシの羽化写真を撮っていると、またカラカネの交尾体が頭上を横切っていきます!しばらく目で追っていると、近くの草地に降りていくのいが見えました。息を殺しそっと降りた辺りに近づいてみると、いました!またしてもカラカネトンボの交尾体です。さっきよりもすっきりした場所に止まっています。とりあえず正面から数枚撮影し、真横に回り込もうとしたのですが、これにも飛ばれてしまいました(涙)。いったい今日はどうなっているのか!?この他同じような状態で全部で5カップルの交尾体に遭遇しました。こんな日もあるんですね~・・・・・・・・・なんかもう運を使い果たしてしまったような。
カラカネの交尾はそうそう撮影できるものではありません。なぜ保険をかけて同じ角度からでもいいからからもっと沢山撮影しなかったのか!?・・・・・・・・・・・・かなりショックを受け、しばし放心状態に(笑)。しかし!しばらくするとまたカラカネトンボの交尾体が飛んできて、止まり場所を探しているのか?周囲をふらふらと飛び始めました。正にミラクル!今度は撮影し易いイイ場所に静止してくれた上に、とても落ち着いています。いろんな角度から沢山撮影させてくれました。
今週の道内はずっと低温続きで天候も悪く、4月下旬から5月上旬並の寒さでした。今日も目覚めると雲っていたので諦めていたのですが、10時頃から急に晴れだしたのであわてて出動!久しぶりの晴れ間とあって、沢山のトンボが出ていました。早速溜池へ通じる農道を歩いていると、交尾中のトンボを発見。なんと!カラカネトンボじゃないですか!! ゆっくりにじり寄って1枚、しかし止まっている場所が悪く回り込もうとした瞬間、飛ばれてしまいました。