旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

「北海道初記録」のハグロトンボ

2024年07月31日 | カワトンボ科
7月中旬、「北海道でハグロトンボが採集された」という驚きの情報が入ってきました。採集したのは北斗市在住の会社員の方。
先行して道トンボ研のY氏とH氏が周辺の用水路を調査して回ったところ、複数カ所で本種の発生が確認されました。
しかも個体数はかなり多いとのこと。
早速H氏にお願いして、沼田町のYさんとその場所へ案内してもらうことにしました。現地に着くと「いるいる」沢山の個体が
用水路上を飛んでいました。個体数の多さから、ここ1,2年での発生ではなさそうです。
それにしても、北海道でハグロトンボとは。全く想像もしていなかったトンボなので非常に驚きました。


成熟♀


成熟♂


♂♀連結


♂の縄張り争い
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オニヤンマの飛翔-その2

2024年07月30日 | オニヤンマ科
結局、翌日曜日も天候が悪く、曇っていても元気に飛んでいるトンボと言えば??・・・・・・・それはオニヤンマです。
ということで、前回の反省を踏まえオニヤンマの飛翔撮影に再チャレンジ。
時折小雨がパラつく中、複数個体が薄暗い小川上を熱心にパトロール飛翔していました。


♂の縄張り飛翔


♂の方向転換


♀の産卵
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旭川市のトンボ-その5

2024年07月29日 | 観察記録・日記

ナツアカネ未熟♂


リスアカネ未熟♂
日陰を好むリスアカネ。未熟期は主に樹上生活をしているようで、未熟個体を見かける機会は少ないと感じます。


おまけ:コエゾゼミ♀ 赤い複眼が恰好いいですね。


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旭川市のトンボ-その4

2024年07月28日 | 観察記録・日記

ギンヤンマ連結


ショウジョウトンボ成熟♂


ショウジョウトンボ老熟♀
ショウジョウトンボは来年以降、旭川市内に確実に定着すると思われます。
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旭川市のトンボ-その3

2024年07月27日 | 観察記録・日記
今日は天候がイマイチだったので、地元でゆっくりトンボ観察を行いました。


オツネントンボ未熟♂


モノサシトンボ成熟♀


ノシメトンボ連結産卵
早いもので、ノシメトンボの生殖活動が始まりました。
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オニヤンマの飛翔

2024年07月26日 | オニヤンマ科
先日挙げたオニヤンマネタの続編となります。


狙い通りの構図だったのですが、ストロボ光が強すぎて残念な結果に・・・・・


♂の縄張り飛翔


やや下方向からのショット。
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コフキトンボ-その3

2024年07月25日 | トンボ科
♂個体


未熟♂:シオカラトンボやシオヤトンボとは異なり、羽化後すぐに粉を吹き始めると言われています。


成熟♂:若い個体


成熟♂:完全に成熟した個体は腹部に黒い染みの出る個体が多い。


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コフキトンボ-その2

2024年07月24日 | トンボ科
コフキトンボの♀個体。
道内で見られる♀個体は、ほとんどがミヤマアカネのように翅に帯状の褐色斑紋の出る「オビトンボ型」。
極稀に♂型と呼ばれる♂のように粉を吹き、翅が透明になる個体が出現します。


未熟♀:翅脈が赤く非常に美しいですね。翅だけ見ると、確かにミヤマアカネに似ています。


成熟♀:成熟した♀個体は褐色味が強くなります。


♂型♀:道内では非常に観察例の少ない粉吹き型♀。運良く出会うことができました。
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コフキトンボ-その1

2024年07月23日 | トンボ科
先週末はH氏の案内で道南にコフキトンボを撮影しに行ってきました。
北海道のコフキトンボは大沼・小沼でしか見ることができない大変希少なトンボ。似たような環境は他にもあるのですが、
なぜか?ここでしか生息が確認されていません。ホント不思議ですね。


未熟♀(オビトンボ型)


成熟♂


成熟♂

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コエゾゼミの羽化

2024年07月22日 | その他・昆虫
オニヤンマ撮影の帰り道、雑木林の方へ目を向けると何やら白く浮かび上がる怪しい物体が1つ。
丁度羽化を終えたばかりのコエゾゼミ♂でした。真夜中に羽化するものと思っていたのですが、確認したのは19時15分頃。
意外と早い時間に羽化するのですね。それにしても薄緑色の翅が実に美しい。


羽化


羽化

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オニヤンマ

2024年07月21日 | オニヤンマ科
本日、夕方5時から地元でオニヤンマの飛翔撮影に行ってきました。
なぜ、この時間帯からなのか?それはオニヤンマは暑い日中は縄張り内で静止していることが多く、飛んでもすぐに止まってしまうからです。
なので、本種の縄張り飛翔は涼しくなる17時~19時にかけてよく見られます。


♂の縄張り飛翔


♂の縄張り飛翔


♂の縄張り飛翔


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胆振遠征のおまけ写真

2024年07月19日 | 観察記録・日記

縄張りを見張るコサナエ♂


縄張りを見張るショウジョウトンボ♂
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ハラビロトンボ-その4

2024年07月18日 | トンボ科
ハラビロトンボネタ最後です。
この日最も驚かされたのは下の交尾体。未熟♂だと思って撮影していた♂個体が、突然♀を捕捉し交尾したのです。
黄色味が強く未熟な♂だと思った個体ですが、しっかりと性成熟は進んでいたようです。トンボの不思議。


交尾


未熟♂(完全な未熟個体)


縄張りを見張る♂ 
ハラビロトンボ♂といえば、やはりこの額面に輝く金属光沢のある青い斑紋です。美しいですね。

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ハラビロトンボ-その3

2024年07月17日 | トンボ科

縄張り飛翔
時折海から強い風が吹き込むので、飛翔写真はその時がチャンス。


縄張り争い


縄張り争い
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ハラビロトンボ-その2

2024年07月16日 | トンボ科
♀も次々と産卵に来るため、被写体には困りませんでした。
今週はハラビロネタが続きます。


♀の産卵


♀の産卵(上と別個体)


タンデム飛翔(トリミング)

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