旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

ルリボシヤンマ

2022年08月28日 | ヤンマ科
本日は若干日の差す時間帯があったので、少しの時間ですが午後2時過ぎから地元の湿地へルリボシヤンマの様子を見に行ってきました。
しかし、天候がはっきりしないせいかトンボの出が悪く、♂を2頭確認しただけでした。
今週から9月に入り、道内ではいよいよアカネ類の本格的なシーズンを迎えます。マダラヤンマの撮影にもいい時期ですね。


♂縄張り飛翔


♂摂食飛翔(口元に食事の残骸が残っていますね)上と別個体


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2022沼田町のコシボソヤンマ-その4

2022年08月27日 | ヤンマ科
今週末は天気が良ければ最後のコシボソソヤンマ撮影に行く予定でしたが、あいにくの天候で気温も低く、どうやら今シーズンは終わりのようです。
(但し、昨年はお盆を過ぎても気温が高めに経過した影響もあり、9月中旬まで健在でした)
ということで、♂の飛翔写真はどれも同じような構図となってしまう課題が残ってしまったため、投稿を見送っていた写真を紹介したいと思います。


♂飛翔(成熟♂は一切ホバリングはせず、♀が産卵していそうな流木周りをせわしなく飛び回ります)


♂飛翔(これ、偶然なのですが、まるで翅で水面を切りながら旋回しているような画が撮れていました)


♀の産卵


♀の産卵場所を探る♂(水面スレスレを飛んでいるのが分かります)

北海道産コシボソヤンマ♂の複眼は青色の個体がほとんどで、本土産の個体のように緑色の♂個体は逆に珍しいと思われます。
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コエゾゼミ♂

2022年08月26日 | その他・昆虫
今年はコエゾゼミと縁があるようです。湿地周辺では大合唱となっていました。エゾゼミの仲間は逆さになって鳴くことが多いと言われますが。
正にその状況を撮影してみました。

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道北のマイコアカネ

2022年08月25日 | トンボ科
マイコアカネもそこそこの数が見られました。こちらはまだ少し早いようで、半成熟個体がほとんどでした。
本種もここ数年、当地では見られなくなっていたトンボです。


半成熟♂


成熟♂


成熟♂(上と同一個体)


成熟♀(若い個体)


成熟♀別個体(若い個体)



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ムツアカネ-その2

2022年08月24日 | トンボ科

成熟♂(道内では黒化する「赤トンボ」は本種の♂のみ)


成熟♀(若い個体)

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ムツアカネ-その1

2022年08月23日 | トンボ科
ムツアカネもここ数年記録されていませんでしたが復活していました。個体数はそこそこ多く、未熟個体は確認できませんでしたが、様々な成熟過程の
個体を観察することができました。ということで、♂の成熟過程を順を追って紹介します。


半成熟♂(この過程の♂個体は黄色と黒のコントラストが美しく、個人的に一番好きな時期です)


成熟♂(上よりやや成熟の進んだ個体)


成熟♂(ここまでくると黄色味はかなり後退してしまいます)


成熟♂交尾(上より更に成熟の進んだ♂個体)

完全に成熟し、老熟期に入った♂個体は胸部の黄色斑紋はぼぼ消失し、黒化してすまいます。
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リスアカネ

2022年08月22日 | トンボ科
とにかく、今回の調査で最も個体数の多かったのがリスアカネです。最優先種でした。昨年はかなり少ないと感じていたので、このトンボが増えたということは、
同じ産卵方法(連結打空産卵)のエゾアカネが復活する可能性に期待したいと思いました。


交尾


交尾(上とは別カップル)


♂型♀

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道北のエゾアカネ調査

2022年08月21日 | 観察記録・日記
本日、沼田町のYさんと道北方面へエゾアカネの発生調査に行ってきました。
結果を先に言ってしまいますが、残念ながらエゾアカネの発見には至りませんでした。しかし、7月の時点で道トンボ研のメンバーであるH氏が本種の未熟個体を
確認(撮影)していることから、少ないながら生存は確実と思われます。
実は道北のエゾアカネは、過去に多産していた生息場所が数年前の大渇水によりほぼ絶滅状態となっており、ここ数年全く確認できていませんでした。しかし、
今年は非常に雨が多かったせいか、かつての産地が復活傾向にありました。今後に期待したいと思います。


ウスバキトンボ成熟♂


湿地とは無縁そうなシオカラトンボ成熟♂


マイコアカネ未熟♂


ムツアカネ成熟♂
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その他沼田町のトンボ

2022年08月18日 | 観察記録・日記
同時に撮影した沼田町のトンボ(アカネ属)をアップしておきます。まだまだ綺麗な個体が多く見られました。


ナツアカネ♂(オベリスク姿勢)


リスアカネ♂


ノシメトンボ♂(オベリスク姿勢)
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コシボソヤンマ♀産卵-その3

2022年08月17日 | ヤンマ科
そして逆さに反転。
この時点で眼下に飛ぶ♂の存在を確認したのでしょうか、ものすごい勢いで飛び去ってしまいました。トータル約30秒間の産卵でした。


頭部を中心に反転開始


横向き姿勢


逆さ姿勢


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コシボソヤンマ♀産卵-その2

2022年08月16日 | ヤンマ科
こちらは別個体。対岸側に立てかけておいた別の産卵木で、高い位置に止まって産卵してくれました。
落ち着いてくれそうだったので、迷わず縦置きで撮影。(この間約20秒)


♀の産卵
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コシボソヤンマ♀産卵-その1

2022年08月16日 | ヤンマ科
ようやく落ち着いて産卵してくれた♀個体。とは言っても時間にして約20秒ほど。私より先に♂の接近に気づき、あっという間に飛び去ってしまいました。




♀の産卵 近づけたのはここまで。


コメント (2)
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2022沼田町のコシボソヤンマ-産卵木

2022年08月15日 | ヤンマ科
今年は昨年惨敗に終わった、コシボソヤンマ♀の産卵を何としてでも撮影するため、トラップを仕掛けました。産卵木です。
当然♂にも人気があり次々と探雌に現れるため、そちらの誘惑に勝てずついつい♂を狙ってしまいますが、誘惑を断ち切りマクロレンズ1本で♀の飛来を待ちます。
しかし、度々♀が現れますが(とは言っても40~60分に1頭程度)♂に対する異常なまでの警戒心で、頭上を同じサイズ感のオオルリボシヤンマやコオニヤンマが
横切るだけで、産卵せずにあっという間に逃げて行ってしまいます。今回もかなり苦戦を強いられました。


仕掛けた産卵木


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コオニヤンマ♀産卵-その2

2022年08月15日 | サナエトンボ科
こちらは別個体。ストロボを必要とする状況でしたが、あえて自然光で撮影したためピントが甘くなってしまいました。(←言い訳です。汗)
打水する瞬間を撮影したかったのですが、残念ながらタイミングが合いませんでした。


産卵飛翔

産卵飛翔

産卵飛翔・旋回(全て同一個体)
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コオニヤンマ♀産卵-その1

2022年08月14日 | サナエトンボ科
コシボソ♂が飛ぶルートから入ってきたコオニヤンマの♀個体。目の前で見事なホバリングを見せた後、卵塊を落として飛び去っていきました。


コオニヤンマ♀
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