道北方面は今時期になってしまうと朝晩の冷え込みが激しく、アカネ類や一部の北方系のトンボしか活動できないくらい、気候的に厳しくなってしまいます。しかし、このアジアイトは寒さにも強いらしく、なお盛んに生殖活動を行っていました。意外とアキアカネやキトンボ並の耐寒性をもっているのかも知れません。
道内でのアジアイトトンボの出現期間は主に5月下旬~10月中旬までで、これは北海道に生息するトンボの中では最も長い出現期間だと考えられます。本州の関東以南では1シーズンに2化することが知られていますが、道内の個体はどうなのでしょうか?きっと寒い地域では幼虫の成長速度にばらつきがあり、羽化のタイミングも皆ばらばらなので、結果的に長期間に渡って見られるのだと思います。
週末の連休は再び飛来種を探しに遠征してきました。
天気も良く気温も比較的高めだったので、とりあえず、まだまだ個体数の多いアジアイトトンボを狙ってみることにしました。
恐らく、道内では最も遅くまで見ることのできるイトトンボだと思われます。
天気も良く気温も比較的高めだったので、とりあえず、まだまだ個体数の多いアジアイトトンボを狙ってみることにしました。
恐らく、道内では最も遅くまで見ることのできるイトトンボだと思われます。