やや開けた笹原で見つけたギンヤンマの未熟♂。北海道では夏のトンボという印象ですが、内陸の旭川市内ではどちらかと言うと初夏のトンボで、8月にはほとんど姿を消してしまいます。毎年5月下旬には羽化が始まりますが、まともに写真を撮ったのは今回が初めてかもしれません。調べてみると、道内での初見記録が6月3日の羽化殻となっていますので、今日は5月29日の撮影なので初見記録更新ですね。恐らく羽化後2、3日経過した個体だと思われます。
次に向かったのは林道。ムカシトンボ狙いでしたが、摂食飛翔を行う未熟個体を2、3頭見かけただけでまだ数が少ない印象でした。変わりに見つけたのはカラカネトンボの未熟♂。羽化後1、2日経過した個体と思われます。この他、静止する♀個体を2頭確認しましたが、近寄る前に逃げられてしまいました。エゾ属とは違い、カラカネ属のエゾトンボは未熟期でもあまり複眼が赤褐色にはならないようです。
カオジロトンボ♂羽化
カオジロトンボの羽化は丁度ピークを迎えていました。水辺で待っていると、次々に幼虫が上陸して羽化していました。
ヨツボシトンボ♂羽化
こちらはヨツボシトンボ。旭川市内ではやや遅めの羽化個体ですね。
みなさまお久しぶりです。本日、今シーズン初となるトンボの撮影に出てきました!北海道の春トンボ達はすっかり成熟しており、今日はシーズン開幕に相応しい一日となりました!
今年は何回撮影に出れることやら・・・・・・・・皆さま、気長にお付き合いください(汗)。
今年は何回撮影に出れることやら・・・・・・・・皆さま、気長にお付き合いください(汗)。