旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

ハネビロエゾトンボ-その2

2024年08月16日 | エゾトンボ科

♀の産卵(産卵弁が長く、成熟しても胸部側面の黄斑が残るのが特徴)


♀の産卵(上と同一個体)


成熟♂:トリミング(他のエゾトンボと比べ腹部が大きく膨らむのが特徴)
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ハネビロエゾトンボ-その1

2024年08月15日 | エゾトンボ科
それなりの数は飛んでくれたのですが本種お得意のホバリングする時間が短く、飛翔撮影はやや苦戦しました。


♂の縄張り飛翔


♂の方向転換


ピンボケですが、♂の縄張り争い


♂の休止
一時、全く飛ばなくなる時間帯が定期的にあり、そんな時は縄張り内で静止していることがほとんど。近づいても全く
逃げる素振りも見せず、すぐ近くを別の♂が飛んでもほぼ無関心なので、きっと休止状態なのでしょう。
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野幌のハネビロエゾトンボ

2024年08月14日 | エゾトンボ科
連休初日と翌2日目は江別市へハネビロエゾトンボの撮影に行ってきました。2年前は空振りに終わった本種ですが、結果は期待通り。
長いことこのトンボに出会えていなかったので、撮影できただけでも満足です。


生息環境


♂の休止


♂の休止




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カラカネトンボ

2024年05月27日 | エゾトンボ科
カラカネトンボは羽化個体がいる一方で、既に成熟個体も飛び始めました。


未熟♀(テネラル個体)


成熟♂(静止)

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オオトラフトンボ羽化

2024年05月26日 | エゾトンボ科
オオトラフトンボも沢山羽化していました。


羽化(♂個体)


羽化(♀個体)


オオトラフトンボ上陸幼虫


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オオトラフトンボ

2023年07月12日 | エゾトンボ科
オオトラフトンボ♂は未熟期は黄褐色柄をしていますが、成熟が進むと褐色化が進み、老熟期では黒褐色へと変化します。
そのため、水辺で縄張り飛翔する♂個体はほとんどが黒っぽく見えます。


成熟♂縄張り飛翔1


成熟♂縄張り飛翔2


上と同一個体
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カラカネトンボ

2023年05月30日 | エゾトンボ科
カラカネトンボは既に多数の成熟成虫が観察されるようになっています。
旭川市内では個体数が多く、所謂「普通種」ですが、エゾトンボ属特有の緑色に輝く複眼はいつ見ても本当に美しいですね。


静止する成熟♂(複眼)


半成熟♂(静止)
写真では分かりづらいですが、複眼がまだ完全な「緑色」とはなっておらず、初々しい♂個体。
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羽化ラッシュ!

2023年05月27日 | エゾトンボ科
ギンヤンマは空振りに終わりましたが、代わりにオオトラフトンボが沢山羽化していました。
タイミング良く、今日はオオトラフの羽化ピークに当たったようです。


オオトラフトンボ 幼虫定位


オオトラフトンボ羽化 ♀個体


オオトラフトンボ羽化 ♂個体


オオトラフトンボ羽化 ♀個体


オオトラフトンボ羽化×2


オオトラフトンボ羽化 ♀個体
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カラカネトンボ羽化

2023年05月13日 | エゾトンボ科
旭川市内ではカラカネトンボの羽化が始まりました。
いくつかの溜池を回って本日確認できたのはこの1頭のみでしたが、明日以降、次々と羽化を迎えることでしょう。


羽化 ♂個体


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ホソミモリトンボ

2023年01月22日 | エゾトンボ科
ホソミモリトンボは道内に広く分布するエゾトンボ科の仲間で、特に道東方面では個体数も多く比較的普通に見られるトンボですが、それ以外では生息地が限られなか
なかお目にかかれないトンボです。釧路湿原周辺ではエゾトンボ、コエゾトンボと共に10月中旬頃まで生き残っている個体もいて、かなり長期に渡って見られます。
ここ数年、道北や日高方面ばかりで道東方面への遠征ができていないので、久しぶりに見てみたいトンボの1つです。


成熟♂


成熟♂(♂の尾部付属器がくぎぬき状であることが、他のエゾトンボとは明らかに異なる)


交尾(湿原内の低い場所に止まることが多く、エゾトンボ科の仲間では交尾写真が最も撮影し易い)
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モリトンボについて

2022年11月12日 | エゾトンボ科
高地性のモリトンボの♂個体は低地性の「キバネ型」と異なり、多くが透明翅になることが知られていますが、かつての多産地である大雪山系の生息地では
ウチダザリガニの捕食圧によりほぼ全滅状態にあると聞いています。知床周辺でもこの「透明翅型」は記録されていますが、現在の状況は不明となっています。
低地性のキバネ型は道東を中心に、道内では比較的普通に見られるトンボですが、透明翅型個体はもやは幻となりつつあるのかもしれません。


キバネ型♀産卵(大雪山系)


透明翅型♂(大雪山系)


透明翅型♂(大雪山系)上と別個体


キバネ型と透明翅型との中間的な♂個体(大雪山系)

この生息地ではキバネ型、その中間型、透明翅型が連続的に見られ個体数も多く、またタカネトンボも多産し、モリトンボとタカネトンボの種間雑種も記録
されていましたが、近年はほぼ絶滅状態となっています。
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ハネビロエゾトンボ

2022年11月12日 | エゾトンボ科
という訳で、先日挙げた写真はハネビロエゾトンボでした。
このトンボもアオヤンマ同様、多く発生した年もありましたが、今年は久しぶりに本種を撮影してみたいと思い、かつての多産地へ行ってみましたが
未熟個体を数頭見かけただけで、残念ながら撮影することはできませんでした。
元々、道内ではハネビロエゾトンボは産地が局所的で、非常に珍しいトンボの部類に入るので、撮影できる時に撮影しておきたいトンボの一つです。
































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カラカネトンボ色々-その2

2022年06月07日 | エゾトンボ科

成熟♂


成熟♂

カラカネトンボの♀は、産卵中に♂の干渉を極端に嫌うため、岸際の植物の中で隠れるようにして産卵します。(打水産卵)
そのため、本種産卵の撮影は非常に難易度が高く、未だに納得のいく写真が撮れていません。


♀の産卵


♀の産卵
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カラカネトンボ色々-その1

2022年06月06日 | エゾトンボ科
とにかく、週末はカラカネトンボの飛翔撮影に時間を費やしました。せっかくなので写真をアップしておきます。


成熟♂


成熟♂ 前脚の傷んだ個体


成熟♂
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カラカネトンボあるある

2022年06月05日 | エゾトンボ科
カラカネトンボはエゾトンボ科の仲間ですが、ぶら下がる姿勢で静止することは少なく、ほとんどがトンボ科の仲間のように水平姿勢で止まります。
本種の静止個体を見つける時は木の枝ではなく、水辺周辺のフキの葉やイタドリの葉、笹の葉上を探してみて下さい。


未熟♀静止


成熟♂静止


成熟♂静止


静止するコサナエ成熟♂と本種成熟♂

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