地元の源助と惣右衛門の二人は、刑場の人目の警護役で、
六尺棒を両人で×宇に立てて不審の者は入れない様にする警固
する立場で、此れを観たとすれば、処刑の様子を始終後ろ向きで
観ていた事に成るが、其れは別として岩槻宿の嘉十郎の記載と、
惣右衛門の、伝聞が的を射ていると思う。
但し、磔の仕方、小塚原などニて致し候とハ余程違候由
惣右衛門は、過去に小塚原の処刑作法を観ていたのだろうか?
続く
地元の源助と惣右衛門の二人は、刑場の人目の警護役で、
六尺棒を両人で×宇に立てて不審の者は入れない様にする警固
する立場で、此れを観たとすれば、処刑の様子を始終後ろ向きで
観ていた事に成るが、其れは別として岩槻宿の嘉十郎の記載と、
惣右衛門の、伝聞が的を射ていると思う。
但し、磔の仕方、小塚原などニて致し候とハ余程違候由
惣右衛門は、過去に小塚原の処刑作法を観ていたのだろうか?
続く