アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

真説 国定忠治 其の六拾壱 忠治処刑の詳細の壱拾弐

2013年12月02日 | 近世の歴史の裏側

 

処刑の諸掛 第三冊目の惣右衛門手記は、半紙二つ折、

表紙共十枚で、表書に「当所御仕置二付、御用御出役様方外諸入用目録、

「大戸宿」と書かれている。

一部は浅草弾左衛門手下の氏名があり、前の第二回目の記録と重複している。

つぎに、

  右二付御罪場入用品々

 一、白木綿布               壱反

 一、栂五寸角柏 長サ弐間余        壱本

 一、松板                 三枚

 一、松弐寸角 長サ壱間          五本

 一、杉丸太 長サ三間余 根本四寸程   五拾本

 一、竹                 九拾本

 一、筵                 六壱枚

一、琉球莞席               四枚

一、篝槇                 九拾抱 

一、藁                  三駄

一、摺縄             壱百四拾八抱

一、四寸釘               四拾本

一、五寸釘               壱拾本

一、醤油樽                弐ツ

一、俵薦                 四ツ

一、鋤鍬                 壱挺

一、山刀                 壱挺

 一、鎌                   〃

 一、鋸                   〃

 一、鉄熊手                 〃

 一、かけ矢                 〃

 一、麻縄                 十筋程

これは、刑場をつくるのに使った材料と道具の員数目録である。


                           続く