初夏ごろからずっと、今でも咲いている「宿根スイートピー」です。
一般的なスイートピーは一年草で冬から春に咲き、カラフルな色と香りで、花屋さんなどで切り花として売られています。
それに比べて宿根スイートピーは遅咲きで、春から夏にかけて咲き、名前の通り宿根草です。
一年草のスイートピーよりも花が少し小さくて、香りも控えめです。
花が6月から8月にかけて咲くので別名は「サマースイートピー」です。
一年草のスイートピーと比べてみると、一つ一つの花がやさしく、清楚に見えます。
でも、そのやさしい花がたくさん連なって咲くので、全体の花姿は豪華に見えるような印象です。
柔らかいパステルカラーの花が多いのですが、画像のように鮮やかな色の花もあります。
一年草のスイートピーと比べてあまり変わったところはないのですが、違いを挙げるとしたら、花後にエンドウ豆に似たタネができるのですが、そのサヤの形状です。
宿根スイートピーはサヤが長く、一年草のスイートピーは短くて細かな毛がびっしり付いています。
[一年草のスイートピー]
[花後にできる実(サヤ)]
[宿根スイートピー]
学名:Lathyrus latifolius
英名:perennial pea
別名:ヒロハノレンリソウ
科名・属名:マメ科 レンリソウ属
原産地:ヨーロッパ、北アフリカ