まるで線香花火のような花「モナルダ」は顔を近づけると、ちょっとミントに似た香りがする。
その香りがイタリア原産のベルガモットオレンジと似ているので「ベルガモット」と別名がある。
本家のベルガモットオレンジは皮から取れる精油が香料として利用されているが、こちらの「ベルガモット」はハーブとして料理やお茶などに利用されている。
和名では「タイマツバナ(松明花)」と呼ばれているが、これは「モナルダ・ディディマ(Monarda didyma)」という品種のこと。
モナルダ属には幾つか品種があり、「ヤグルマハッカ」と和名がついている「モナルダ・フィスツローサ(M. fistulosa)」などもある。
実際のところ花はよく似ているので、タイマツバナかヤグルマハッカなのかはいまいち良く分からず、区別がつかない。
[モナルダ・ディディマ=タイマツバナ]
上に飛び出している花を見ると、やっぱりシソ科だと分かる。
学名:Monarda didyma
英名:Bergamot、Oswego tea
和名:タイマツバナ(松明花)
科名・属名:シソ科 モナルダ属(ヤグルマハッカ属)
原産地:北アメリカ