日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

佐原

2020-06-02 07:00:00 | 国内旅行

千葉県香取市・佐原は水郷の町でもあり、小野川沿いに広がる地域は江戸の雰囲気そのままの街で、土蔵造りの商家や町屋が軒を連ねている。

かつては佐原市だったが、現在は隣接の市町村が合併して香取市となり、その一部となっている。

同じ県内なのであまり行くこともなかったが、花菖蒲の時期に行ってみた。

 

佐原と言えば伊能忠敬を思い浮かべるので、まず伊能忠敬の生家と記念館から回った。

展示館の方は当時の測量技術や方法を分かりやすく展示してあり、飽きずに見ることができた。

生家は小野川を挟んで対岸にあった。

東日本大震災の時にはずいぶん被害があったと聞いた。

家の内部も見学することができるので、入ってみたらこの辺りの江戸時代の商家の造りが良く分かった。

生家の前、小野川にかかる橋は用水を対岸の水田に送るための大樋で、300年近く使われ、戦前にコンクリートの橋変わったが、橋の下側には同じように大樋が付けられていて、流れる水があふれ落ちる際の音から「じゃあじゃあ橋」と呼ばれ、観光用に30分ごとに水が落ちていた。

 

[じゃあじゃあ橋]

 

 

次はサッパ舟で「加藤洲十二橋めぐり」。

水郷のこの辺りは、かつては家と家の間を、縦横に張り巡らされた水路を伝って舟で行き来していた。

特に加藤洲の水路には、家と家の間に12の橋が架っていたので十二橋と呼ばれていた。

その狭い水路を船頭さんが漕ぐサッパ舟にゆられて巡るコースだった。

 

[サッパ舟]

 

[水路]

 

[水路にかかる橋の一つ]

 

 

また、佐原には、関東三大山車祭りの「大祭」がある。

その山車が展示されているのが「水郷佐原山車会館」で、素晴らしい彫刻などで装飾された山車を見学した。

 


その後は「あやめパーク」で花菖蒲の観賞、酒造見学などで1日を終えた。

 

ハナショウブは見頃だった。

 

 

 

目的は花菖蒲だったのだが、それが二の次になってしまうほど、見どころがたくさんあった。

 

 

 


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