日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ヒメオドリコソウ(姫踊子草)

2024-03-14 07:00:00 | 植物

春めいてきたので、野草が目につくようになってきました。

道ばたやちょっとした空き地などにはピンク色の花の「ヒメオドリコソウ(姫踊子草)」が咲いていました。

群生して咲いているところもありました。

なぜこの花がヒメオドリコソウという名前なのか、その由来は『オドリコソウ』にヒメがついているから、小さいオドリコソウなのです。

それじゃ、オドリコソウってどんな花?

 

[オドリコソウ]

オドリコソウは『笠を被った踊り子のように見える』からこの名前になりました。

本題のヒメオドリコソウはそれよりも小さいから、ということなのですが、ちょっと違うような気もします。

見る角度が違うからかな?

それよりも、ヒメオドリコソウって、ホトケノザに良く似ていますよね。

 

左がヒメオドリコソウ、右がホトケノザ。

 

両方の花が一緒に咲いている場所がありました。

同じ場所だと、良く見ないと間違えてしまいそうです。

 

この2つの花はどこが違うのか?

それは、花は良く似ていますが、葉っぱが違います。

オドリコソウの葉っぱはチリメン状で、茎の先端に行くに従って、紫色がかっています。

そして、茎が見えないほど葉っぱの間が詰まっています。

それに比べるとホトケノザは広がった形の葉っぱで茎を抱いて、葉っぱごとの間隔広いため、茎が見えます。

 

オドリコソウの葉っぱも若い時はまだ緑色で、段々と紫色に変わっていくようです。

 


 

学名:Lamium purpureum L.

英名:Purple dead nettle、Red deadnettle

別名:サンガイグサ(三階草)

科名・属名:シソ科 オドリコソウ属

原産地:ヨーロッパ

 

 

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