ちょっと珍しい花を見た。
ウォーキング中に見つけた真っ赤な花。
植木鉢が2つ、それぞれに丸いボールのような形をした花が咲いていた。
初めて見た花だった。
背丈は30㎝くらい、花全体も20~25cmくらいある。
一つ一つの花がヒガンバナを細くして、丸く集合させたような形。
花が重いのか、傾いてしまっていて、鉢が倒れそうになっていた。
長楕円形の葉がほんの少しだけ見えていた。
分からないものは調べるしかない。
そうしたら、この花の正式名は「ハエマンサス・ムルティフロルス 」。
その様子から別名が「フットボールリリー」。
正にその通りだと思っていたら、それに加えて何と和名もあった。
それが「線香花火(センコウハナビ)」。
こっちの方がしっくりくる。
そして、色々な資料を読み合わせてみると、ハエマンサスには夏生育(冬休眠)タイプと冬生育(夏休眠)タイプの2種類があって、夏生育タイプの代表種がこの「ムルティフロルス」。
6月上旬から8月下旬、高さ30〜40cmの花茎の先端に花が球状に集まり、巨大な赤い花になり、葉は花と同時に出て、花の後は50cmくらいまで伸び、冬に落葉して休眠する。
ということが分かった。
学名: Haemanthus multiflorus
英名: Football lily、African blood lily
別名:センコウハナビ(線香花火)
科名・属名: ヒガンバナ科 ハエマンサス属
原産地: 熱帯アフリカ~南アフリカ
ヒガンバナと比べてみた。
やっぱり同じ科、良く似ている。