ウォーキングコースはいくつかあり、その日の気分でコースを決めている。
だから次に同じコースを歩くのはいつになるのかは全く分からない。
今日のコースは3週間ぶりだった。
そこで見つけたのは白い花がいっぱい咲いていた木だった。
今まで何度となく通っている道だったが、花が咲いているところを見たことがなかったので、ただの大木としか思わず、見過ごしていたのだった。
ある大きな会社の敷地の中だったのでフェンス越しにしか見られなかった。
目一杯手を伸ばして撮って、花を拡大してみた。
この辺りでよく見かけるシマトネリコやアオダモによく似ている。
でも、シマトネリコにしては花の時期が少し違うし、アオダモとは葉っぱが違っているような気がした。
アオダモの葉っぱよりもツヤがあるような感じだった。
早速、その場でいつも通りGoogle様に聞いてみた。
そうしたら「ヒトツバタゴ(一つ葉田子)」ですってm(_ _)m
トネリコの仲間で、トネリコのことは別名でタゴ、そしてトネリコの複葉に対してこちらは単葉だから「一つ葉タゴ」となった。
それよりも、この木の別名が「ナンジャモンジャノ木」。
こっちの名前の方が覚えやすい。
明治時代、この木を見て名前が分からず、「この木はなんじゃ?」と言っているうちに「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれるようになったとか。
まだ咲き始め、これからもっと木全体が真っ白く、雪を被ったようになるらしい。
楽しみにして、あと1週間したらまたこの場所に来てみようと思う。
学名:Chionanthus retusus
英名:Chinese fringetree
別名:ナンジャモンジャ、ナンジャモンジャノキ
科名・属名:モクセイ科 ヒトツバタゴ属
原産国:日本、中国、朝鮮半島、台湾