今日は午後から雨の予報だったので、午前中は手取川の鮎遡上調査に、午後は福井市のフナヤさんの鮎フェアに行くことにした。夕方は子供の用事があるため3時半までには戻らなければいけないので少し強行軍だ。
~ 国道8号線下流 ~
まずは手取川下流域、国道8号線に架かる手取川大橋直下の右岸側に降りる。川面に立ち水底の石を目を凝らして見ていると、「居る居る!」小さな鮎がいっぱい居る。8cm~12cmほどだろうか、ヒラを打っているやつもいる。浅場に近づくと、さざ波を立てて小鮎たちは群れで逃げ惑う。食み跡は岸よりに多く見えるが全体に小さめ、中には「これは!」と思うような大きな食み跡もあった。
次に旧国道8号線に架かる粟生大橋下流の右岸側を見る。おや?がまかつの幟旗が立っている。釣大会・・・どうやら本流釣り(餌釣り)の大会が催されているらしい。邪魔をしないように鮎と川の観察をする。先の手取川大橋と同様な状態だ。早々に上流へ移動する。
~ 辰口大橋上流 ~
粟生大橋の上流にある辰口大橋上流左岸に降りる。ここは長い一本瀬から浅いトロ場になるシーズンが始まれば面白そうなポイントだ。ここはスゴイ!川全体がピカピカに磨かれてる!食み跡も下流より大きめ、1ヵ月後が楽しみだ。
~ 川北大橋下流 ~
最後に加賀産業道路に架かる川北大橋:通称100円橋の下流左岸側に降りる。この辺りまで来ると石は大きくまさしく友釣りの川相になる。ここも辰口大橋上流と同様な状態で川全体がピカピカ!しかも食み跡は更に大きいようだ。手取川は昨年並みとはいかないまでも、かなりの遡上量があり期待は大と予想する!(もし予想が外れても怒らないでね!)
手取川鮎遡上調査を終え、加賀産業道路を走り一路フナヤさんへ向かう車中、丁度 加賀市に入った頃にオヤジから電話が入る。所属する鮎釣りクラブの元会長のK川さんが身罷ったとの知らせだった。二人で今夜のお通夜に出席することになる。
13時頃にフナヤさんに到着する。手持ちが少なくなったオモリ、特価の金属ラインと3本イカリ完成品を購入する。フナヤさんには下野の天野名人と高橋名人も来店していた。
今日の購入品
・サンライン 「ハイテンション・メタル」 0.2号、0.3号、0.4号
・モーリス 「ASTEA Type2 3本イカリ」 7号、7.5号
・モーリス 「ASTEA Type3 3本イカリ」 7.5号
・モーリス 「ASTEA Limited 3本イカリ」 6.5号
・ヤマワ 「ゴム割りオモリ」 2号~5号
帰路、運転をしながら亡くなったK川さんのことを思う。一代で複数の会社を起こした経営者ではあるが、多彩な趣味と気さくな人柄で友人は多かった。クラブの中ではご意見番的な存在だった。もう少し鮎釣りの話をしたかったし、教えを授けたかったが、今となっては叶わなくなってしまった。
K川さんよ 安らかに (合掌)