完敗そして終焉・・・天皇杯・清水戦雑感

2007-12-11 | 横浜F・マリノス

天皇杯5回戦
清水vs横浜FM @桃スタ  2-2(延長3-1) TOTAL 5-3
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【第87回天皇杯5回戦 清水 vs 横浜FM】(J's Goal

先日、天皇杯5回戦・清水戦においてマリノスの今シーズンは終了した。
残念ながら岡山へ足を運ぶことが出来ず、
試合の内容はオフィシャルの情報のみでしか知ることができなかった。
後に友人から試合について聞くことができた。
その場にいたサポ達を羨ましく思ったよ。
変な言葉だけど、今季最後の試合がこの試合で良かった。
もちろん国立へ行きたかったし、敗退した試合について到底満足はできない。
それでも、この試合、最後まで勝負を諦めない姿勢を見せ続けてくれた
試合だったんじゃないかな、きっと。
その気持ちは今季の中でどの試合もこの清水戦に敵わないんじゃないかなと。

ミスが絡みあっさりと2点を献上。
最近の試合を考えれば、そのまま試合終了に至っていたとしても
何の不思議もなかった。
徐々に攻勢に転じ、更にジローを投入するも、その後に河合の一発退場
急遽、那須を投入。
友人は正直な話、ここで半ば諦めていたと言う。
が、ここから横浜は変わった
途中出場のジローと那須がリスクを恐れず積極的なプレーで
チームを引っ張ると、一人足りないはずの横浜の攻撃が甦った
終盤は一気に横浜の攻勢でまさかと言ってもいい同点弾を大島が決める。
もしかしたら90分で勝てるかもしれない、
そんな期待も抱かせたらしいということは、
試合後の大島の言葉からもわかる。

10人での延長戦は予想通り、それ以上に厳しいものだったに違いない。
3失点で勝負はあった。
しかしそれでもジローが今季2得点目となる1得点を決めた。
チーム状態を考えればこれは奇跡的だったのかもしれない。
だが、最後まで諦めない気持ちは得点を引き寄せる確かな証明でもあった。
このゴールはマリノスの「プライド」
そのプライドをしっかりとサポーター達は感じたはず。

今季は悔しい思い、苦い思いを数え切れないほどしてきたけど、
このチームを応援していて良かった、誰が何と言おうと、
そう思える瞬間が今季にもあって良かった。

選手達、今季もお疲れさまでした。
そして監督、コーチ、スタッフもお疲れさまでした。
来季はもっともっと頑張らなきゃね!

ところで余談なんですけど、オフィの実況といい、冒頭のJ's Goalといい、
「汚名挽回」って言葉は流行ってんのかよ、と(苦笑)
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