あれが仮想クロアチアと呼ぶにはあまりにお粗末で・・・
きっと母国帰って早く五輪見たかったんだよ（苦笑）母国強ぇから。
もちろん久保の復活弾は嬉しかったし、久保のゴールに対する嗅覚、
ゴール前の独特の動きなど本来のものに近づきつつあるプレーには
楽しませてもらったし、小笠原のゴールはまさにエクセレント。
でも、米国とは正反対の相手に対し、中盤がほぼ自由になりながら
あの内容ではものすごく物足りなさを感じた。
前半の前半はチーム全体がとても意欲的に動いているのは判ったし、
米国戦での課題を中心に修正してきていたのは見ていても感じる事ができた。
しかし、サイドを使うまではいいが、長身の敵に対しクロス、
ラストパスが連携面を含め精度が悪すぎる。
ほとんど試合を支配していた割には決定的場面が少なかったのは、
最後の一工夫が足りないというか・・・
中盤の選手にはもっと力を発揮して欲しいのだが。
また試合が進むにつれ、ポジションによって急激に運動量が落ち、
細かいミスを連発する場面が多くなっていた。
相手が違えば確実に失点に結びつく集中力を欠いたミス。
特に中盤の低い位置でのミスに関しては、ほとんどが狭い所で消極的な横パス
からというのが多かったので、修正していく余地があるのではないだろうか。
快勝という結果の割には収穫はそれほど多くなかったのではと思う。
選手達の言葉からもそこを指摘するコメントが多かったのが良かった。
あれで満足してるようじゃ進歩ねーもん。
特に残念だったのは、守備の強化が全く出来なかった事。
今の時期、日本代表に必要なのは守備の修正なんじゃないかな。
前回の米国戦でも判るように、攻撃面ばかりに目を向けられている日本だが、
守備面に関して大きな欠陥を抱えているように個人的には感じる。
守備の課題が多く噴出した米国戦を受けて、大事な次戦があのフィンランド（苦笑）
まぁ守備の強化は、次戦以降にということか。
手遅れにならなきゃいいが・・・
と、そんな試合の中でも米国戦では感じられなかった守備から攻撃と
チーム全体の献身的な動きが昨日の試合には感じる事が出来たのは、
大きな成果であったと思う。
惨敗が奮い立たせたのか、先発入替えという珍しくｗ積極的な選手起用に
選手達が刺激を受けたのかその要因はわからないが。
少なくとも前半の気迫は良かった。
特に新しく先発起用された巻、村井はプレーに気持ちがあらわれていたし、
これら新戦力の「チャンスをものにしたい」という必死さが全体に
いい意味での競争心とチーム全体の向上心を生み続けてくれる事を期待したいね。
くれぐれも「自分が自分が」という気持ちとは勘違いしないで、
チームと勝利のために頑張って欲しい。インド戦はスカッとね。
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