Jリーグに感じる違和感と不安

2004-09-27 | Jリーグ
Jリーグを楽しむ傍ら、最近気になってしょうがないことがある。
試合を実際、観戦していても新聞記事を読んでいても気になっている。
【得点者】その欄にずらっと並ぶ「外国人プレーヤー」の名前。
どこの試合を観ても外国人選手がゴールを決めている違和感。

例えば、昨日行われたJ1全7試合の中で総得点が18点。
その中で外国人プレーヤーの得点が10得点。
全14チーム中8チームで外国人プレーヤーが得点している。
これは昨日の試合に限られた現象ではない。

得点ランキングにおいても、9月27日現在で、10位までに
日本人選手は、ガンバの大黒(2位)神戸の播戸(4位)セレッソ大久保(9位)
のわずか3名しかいない。
おっと…全員関西チーム(笑)

この現象は今に起こった事ではなく、Jリーグ発足当時から
見られたものなのかもしれない。
しかし、最近このことが気になってしょうがない。
というのも、先日テレビで浦和の試合を観戦したからなのだ。

ピッチに立つ浦和のイレブン。
3人しかいない(許されない)はずの外国人選手が、私の目には5人いたのだ。
そう5人のうち2人は、アレックスと闘莉王、帰化した二人だった。
もちろん帰化している二人は日本人。
でも、申し訳ないが私にはどうしても5人の外国人にしか見えなかった。
これには後藤氏も同じような事を述べていた。
初めて後藤氏の意見に共感(苦笑)

決して、外国人プレーヤーが嫌いなのではない。
帰化に反対しているのではない。
むしろ日本人には持っていない技術、能力で魅せてくれる外国人選手
には、是非Jリーグでプレーしてもらいたいと思っている。
しかし、日本人選手を育てるという観点から見たとき、
今の状況が決していいとは思えない。
能力が高い外国人選手の傍で技術を盗め、だとか、
外国人選手と競争させることで向上をはかる、だとか、
言う人はいると思う。もちろん、それは必要だと私も思う。

しかし現状を見る限りでは、
ただチームが外国人選手に頼っているとしか思えない。
チームの事だけを考えるならそれでもいい。
しかし、チームが外国人選手に頼れば頼るほど、
戦略はその外国人選手を中心としたシフトに変わり、
日本人選手はレギュラーの座さえ危うくなっている。
そんな状況で日本人選手は成長していけるのだろうか。
各チームとも、外国人選手は前線の選手、ストライカーが多い。
日本にはFWがいないと言われるのも、そんな所も関係しているのでないか。
-Jリーグで頑張って代表に入る。
そういう(育成)体制をとっているなら尚更、
試合感、経験が選手の成長には重要なサッカーにおいて、
日本人選手がJの試合の中で充分に戦えてない状況は問題だろう。

しかしやはりチームは勝つために闘っている。
能力が高く、得点できるプレーヤーを使うのは当たり前な事。
悲しい事に、日本人選手より外国人選手が活躍している事実があるから
こうなってしまうのも致し方ないのかもしれない。

だから言いたい、
「しっかりしろよ日本人選手
世界にはJの外国人よりずっと強い選手がいっぱいいるんだ。
Jで超えられなくて、世界で戦えるか!
才能溢れた選手が日本にもいっぱいいるんだから。
その才能眠らせてる事ないじゃん。
外国人選手に遠慮するなよ。
頑張って欲しい。活躍して欲しい。超えて欲しい。
心の底からそう願っています。

いつかこの心の違和感を拭い去ってくれる日が来る事を信じている。

参考までにどうぞ→後藤健生のサッカーコラム

祝!川崎フロンターレJ1昇格内定

2004-09-27 | Jリーグ
長かったようで短かった、短いようで長かった5年間。
J1昇格を決めた今はもう5年間は全ていい思い出になるだろう
思えば色々なことがありました。
昨シーズンは勝ち点1差で昇格を逃しましたね。どれだけ悔しかったか…
我那覇くん、やけに濃い顔で入団当初から目立ちまくっていたあなた
今では、顔のインパクトさだけでなく、プレーも充分インパクトがあり、
立派なエースへと成長されました来年も期待してますよ。

相馬さん、いつの間にいらしていたんですね(爆)

社長さん、スタッフさん、サポーターはここ数週間、告知ビラの配布大変でしたね。
お疲れ様でした。頑張ってる姿、とても輝いていました。

いつか最寄の駅(川崎近く)で出会ったチームスタッフさん。
あなたは全身マリノスカラーの私をじっと見つめていましたね。
あなたの切なそうな顔今でも忘れられません。

…5年間本当にいろいろありました。
その時間は全て、これからのフロンターレにとって、
きっと大きな力となるだろう。
あらためておめでとうそして来年も頑張って下さい。

川崎市民として、フロンターレの活躍をこっそりみていきます。
川崎市民のわたくしですが、
今までも、そしてこれからも永遠に横浜F・マリノスサポーターです。
ごめんちゃい。