富士フィルム

先日、『カンブリア宮殿』で富士フィルムの特集を見て

おりました

富士フィルムの躍進は１年程前からたまにビジネス雑誌

等で取り上げていましたのでだいたいの内容は知ってい

ましたが、改めてＴＶで見ると、


『富士フィルムすごい！古森社長は切れ者だ！』


とちょっと感動に近い思いになった私でございます


ちょっと知らない方のために少し解説を・・・


富士フィルムと言えば誰もが知っている『写真用フィルム』

の世界的企業であります。

しかし、

デジタルカメラの急速な普及によって、富士フィルムの屋台骨

であるフィルムがピーク時の１０分の１に


あの世界の巨人、コダックが破綻に・・・


当然、富士フィルムも、

例えて言うなら、

「車が売れなくなったトヨタ」

「鉄がなくなってしまった製鉄会社」

「昔の石炭～石油の時代になった石炭会社」

「レコード～ＣＤ～ダウンロードへ」

のような状況に陥ったわけです

だけど、

富士フィルムは化粧品等、新分野にどんどん攻め続け、

フィルムが主力だったころの売上が１兆４０００億円だった

のが今は、

２兆円企業！！


になっています


主力製品がなくなったあとの企業の対応がすばらしく、普通

１００％に近いくらい売上が下がるのは当たり前です。下がる

だけならいいほうでコダックのように破綻するのが常識ですが

売上を上げてしまう企業がいるとは・・・


奇跡の企業


といっていいと思います

では