和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

審査論文。

2009-10-20 | Weblog
検索していたら、9月の新刊に
「日本神話と心の構造  河合隼雄ユング派分析家資格審査論文」(岩波書店)が ありました。内容説明には、こうあります「日本人初のユング派分析家の資格を得るためにチューリヒのユング研究所に提出した、日本神話について論じた論文を、英語原文とともに収録。エラノス会議講演録、ユングの理解を巡り激論を交わした審査員への手紙なども併録。」
訳者は河合 隼雄著 河合 俊雄訳 田中 康裕訳 高月 玲子訳。

う~ん。河合隼雄の文で、私がはじめて読んだのは、岩波書店の定期購読雑誌「図書」に掲載された「ユング研究所の思い出」でした。単行本「母性社会日本の病理」にある初出一覧を見ると、それは「図書」1975年4月号とあります。

へ~え。こういう方がおられるんだ。と、その当時は思っておりました。
その審査論文が、今度日本語訳されて出たばかり。
さて、私は買っても読むだろうか。きっと、私には歯が立たない本なのだろうなあ。
というのは、分かるのですが、ここはひとつ注文しよう。
何てことを、昨日は迷っておりました(笑)。

エイやあ。
新刊本はケチると決めていたのに、
なにやかにやと、
今月は、贅沢な本購入となります。
うん。本が来たらしっかり読むぞ。
コメント
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