和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

昭和ひとけた。

2009-10-14 | 短文紹介
10月11日に山車(だし)の引き回しがありました。
祭礼は晴天。あまりの晴天だからでしょう、夕方からは海岸近い駐車場で、寒かった。これから、10月17日は祭礼反省会。もう年賀はがきの注文時期。12月になれば地区の忘年会もあるなあ。

そういえば、日下公人著「日本人の『覚悟』」(祥伝社)に

「昭和一桁に生まれたわれわれの世代は二十四時間働いていた。年に一度、職場の忘年会で盛り上がり、酒席をともにすることで互いに仲良くなったような気がしたものだが、実はそれよりも前に日常から残業ばかりしていたので、そこで気心が知れ、肝胆相照らす仲になっていたのである。忘年会のような息抜きから強い絆が結ばれたりはしない。ともに働く喜びをお互いに感じ、働くもの同士で絆が結ばれたのである。」(p100)


そういえば、
思い出すのは、7月の神輿の際でした。
会計係の私は、すこし早目に神社社務所に帰って寄付の集計。
その集計作業の、隣の部屋では神社総代のお二人が話をしている。
それが延々と続きます。その方が昭和5年前後生まれ。
臨時会計で集まった方々は、毎年聞きなれた様子。
はじめて会計係の私は、その若さに驚いたり、笑ったりでした。
コメント
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