谷沢永一著「古典の智恵生き方の智恵」(PHP研究所)のp111。
そこでは、カール・ヒルティの「幸福論」から引用したあとに
谷沢永一氏のコメントがついておりました。
そのコメントの最後を引用。
「いかに平凡で取り柄のない人でも、他人の欠点を論(あげつら)う場合だけは、鋭利この上ない批評家となる。普通の同輩において然り、競争相手であれば尚更、いわんや敵の眼ほど恐ろしいものはない。けれどもそこで萎縮したらおしまいである。他人の冷酷な眼線を浴びて、それはむしろ自分の至らざるところを映しだす鏡であると観念すればよいのである。」
うん。この谷沢氏の本は、再読してみたいと思います。
そこでは、カール・ヒルティの「幸福論」から引用したあとに
谷沢永一氏のコメントがついておりました。
そのコメントの最後を引用。
「いかに平凡で取り柄のない人でも、他人の欠点を論(あげつら)う場合だけは、鋭利この上ない批評家となる。普通の同輩において然り、競争相手であれば尚更、いわんや敵の眼ほど恐ろしいものはない。けれどもそこで萎縮したらおしまいである。他人の冷酷な眼線を浴びて、それはむしろ自分の至らざるところを映しだす鏡であると観念すればよいのである。」
うん。この谷沢氏の本は、再読してみたいと思います。