花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

よかったですか

2017年07月07日 09時50分26秒 | 母を想う
母は亡くなる1週間位前に自分の部屋の置物を少し替えたり模様替えを
していました
後で気ついたのですが
母の友人が親切に母の肖像画を描いて下さっていたのですが
その絵がベッドの傍近くに置かれていました
そしてよく海外出張していた私の兄がロシア出張の際のお土産として母に贈った
マトリョーシカ人形も見えやすい場所に出されていました
またこれまでも時折に母の部屋で見かけていたものですが
仲睦まじい感じの老夫婦の人形が出ていました

私 想うのです
父の戦死後私たち兄弟を慈しんでくれましたが
母は自分の老後を共にこころ分かり合える夫婦で過ごすことが夢だったのでしょうか
父につぐ心を分かち合える人には遭遇できなかったのかしら
もしもそんな人に母が逢えていたのならきっと私達兄弟は快く賛同できたのですよ

仲睦まじい老夫婦の人形は若しかしたら
お母さん
“あなたの夢”だったのではと思って
あの時のまま
大切にずっと同じ場所に置いてありますよ

でも老夫婦の人形のようにではなくて
あなたの傍にいつもそしていつまでも私がいても
お母さん これでもよかったですか





仲睦まじい様子の老夫婦人形





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほのぼの (京都で定年後生活)
2017-07-07 14:10:27
こんにちは
やさしい老夫婦人形でほのぼのした気持ちになります。
こうありたいものです。
今は着物を着る機会がほとんどなくなりましたので、どんな姿なのでしょうね。
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仲睦まじきこと (fuyou)
2017-07-07 19:59:28
京都で定年後生活さま
こんばんは
仲睦まじきことはいいものですよね
このお人形もほのぼのとさせられますね

京都で定年後生活さまは
お着物をお召しにならないそうですが
センスのよいお洋服でご夫婦お揃いで
並ばれるときっと周囲はほのぼのとさせられ
ることでしょう
返信する

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