花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

いつか行く道

2018年01月20日 09時38分24秒 | 日記
沢山の著書を出版され講演活動も盛んにされていた大先輩で
多くの人々の尊敬の的だった方ですが
ある日のこと講演に出かけるにあたってお化粧をされたのですが
新幹線に乗って暫くしてトイレに行かれてふと洗面所の鏡を見て
はたと驚かれたとか
それはお化粧の途中の段階で中断されていたのです
指先でファンデーションを顔のあちこちに塗ったままで水玉模様の状態だったそうです
それは自室からそんなポチポチ塗った顔で新幹線に乗られたことになります
口紅も眉毛もなくて
女性ですものそんなことがあると新幹線の元の席に還るのがとても苦痛
だったとか
それから間もなくのことです
そのご立派だった方は痴呆の世界に入って行かれたとお聞きしました

いいえ 最近ではそんなこと決して他人ごとではなくて
自分も“いつか行く道かも”とひそかに想うことがあるのです




漸く蠟梅が咲き始めました
冷たい朝 ひときはきれいに咲いています

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2 コメント

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わたしは (けい)
2018-01-20 10:21:29
母に指摘されたことが何度かあります。
母の付き添いで病院に行ったとき、待合室にいたとき母がわたしの顔をじっと見て「今日眉毛描いてこなかっただろ」と言うのです。
そこで慌ててトイレに。あらら~、眉毛の途中から尻切れトンボ状態。
「お前はちゃんと眉毛を描かないとだめだよ」と日頃から言われているのに。眉尻を剃っているので、アイブロウを使わないと眉が途中で切れたように見えるのです。
仕方が無いのでその日はそのままで過ごしましたが、なんだかそわそわな気分でした。
お化粧もきちんと出来なくなると危ないのですね。これからはもっと気持ちをきりっとしていかなくては♪
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お笑い下さいませ (fuyou)
2018-01-20 21:58:03
けいさま
こんばんは
けいさまが書かれる文章をいつも羨ましく読ませていただいています
あんな表現をされる方きっと大丈夫

お笑い下さいませ
私はお化粧は怠りませんが眉毛は薄いと自分では思っていますのにいつも描かないです
そう結婚式の花嫁さんになったときだけ
生涯に一度
友人がいちど眉墨をプレゼントしてくれましたが30年経った今でも新しいまま

眉毛のすーと優しい方は私も好きなんですが
いつも未完成で過ごしています
こんな私 危ないかもね
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