花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

私も祈りたい

2016年09月23日 09時23分16秒 | 日記
もう随分以前のことです
東京から新幹線に乗って帰路についていました
途中で富士山がとても美しく見える場所に差し掛かりました
夕陽に映えてそのさまは実に美しく少しの間じっと眺めていました
ふと私は窓際に座っておられる隣の若いお嬢様に目が止まりました
なんとそのお嬢様両手を合わせて富士山の方向にむかって祈って
おられますがその姿の実に美しいこと
私は見とれてしまいました まるで女神さまに出会った心地でした
あの若さで祈りに込める想い 何だろうな

私だって祈りたい想いでした あまりにも現実的なことですが
人生のなかで避けて通れない大学受験期がありますが丁度我が息子がその期にありまして
その息子たるや何も出来ないくせに親離れがよくて自立心が芽生えて
「お母さんが受験に付いてくるなら自分は行かない」と宣言するさま
これが祈らずにおられましょうや


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
祈るのが務めのよう (越後美人)
2016-09-23 10:07:20
母親と一緒というのが恥ずかしい年頃なんですね。
大学受験と言えば人生の一大事ですが、それを自分一人で行ってくるとは、
母親としては心配でたまりませんが、素晴らしいことだと思います。
こうなったら、母親はただ祈るしかないですね。
この時ばかりは神様でも仏様でも、何にでも祈りたい気分ですね。

富士山に手を合わせていたお嬢さんは、いったい何を祈っていたのでしょうね。
祈る姿は美しいですね
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祈るだけですよね (fuyou)
2016-09-23 21:07:40
越後美人さま
本当にもう祈ることしかできないですね
いつまでも自立しないでも心配ですし
何も出来ないのに自立と言ってもこれまた困りもの
いずれにしても心配ですね

美しいお嬢様願い事叶ったでしょうかね
祈る姿は美しくこころ洗われる思いです
ありがとうございます
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祈る (tango)
2016-09-24 06:17:24
なんて優しい祈りへの気持ち・・・
fuyou様の優しい性格が心に伝わります
私も弟が京都大学を受験するときについて行きました
父がなくなっていた時期でしたので、東大を受けずに
京都大学を受験して緊張いたしました
その時のことを思い出しました
息子さんは自信があったのでしょうね・・
私の息子が受験の時はおなじことを言っていました
富士山は私もとても好きで飛行機のうえからも新幹線でもいつも見たいなと願っています
時間のゆとりがあるときにはもう一度東京に行き
富士山の見学に行きたいといっつも願っています
なんとかわいい置き物・・・こころがキュンとします
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祈っていたいです (fuyou)
2016-09-24 11:21:52
tangoさま
おはようございます
みんな通る道 受験期ですね
弟さまその後立派にご活躍のこととおもいます

富士山は矢張り日本人には誇れる山ですね
若しかしたら私今秋富士山を見ることが出来るかもしれません その際はあの日のこと思い出しながら祈ってみたいもの

僧侶の置物もうひとサイズ小さいのがあります
またいつか見て下さいませ
ありがとうございます
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