花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

母の洋服

2019年12月02日 09時24分10秒 | 母を想う


断捨離 難しいことですね
母が亡くなってもう30年以上経ちました
でも母の洋服箪笥の整理もなんども眺めて手懸けたもののなかなか出来なくて
和服を好み洋服にも充分気を使っていた母の事です
洋服の仕立ても和服感覚で
先ず品質の良い生地を選んでデザインも注文多く
仕立ても良い洋服ばかりです
母が外出したとき何時も出会った周囲の誰かに褒めて頂いていたようです
幸せなお洒落なお年寄りに見えていたのでしょう

昨日はそんな母の冬物を整理しました
何度も何度も躊躇しながら心が重くなるのです
でも仮に私がこの世を去るまで大切に仕舞っていたとしても
誰が喜ぶと言うのでしょう
荷造りをして
お仏壇に灯りをともして線香を焚いて
母にはお詫びと報告をしました
決してこころが軽くなるものではありませんがお許しください
お母さん
またあちらの世でお会いした時にゆっくりお話しさせてくださいね





驚くではありませんか
師走というのに こんな花が咲いています



5月ころに咲くサツキの花です



枝伐りした芙蓉に新しい芽がでて葉を繁らせて
こんなに小さな芙蓉の花が咲きました



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4 コメント

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断捨離は・・・ (yo-サン)
2019-12-02 20:05:01
断謝離かもしれませぬね。感謝申して離(または放)すことかと。
素敵なお洋服の数々に思いを寄せておられるfuyouさんのお姿が脳裡を過ります。
30年の歳月は長いようであり、或いは瞬く間でもあるように思いますね。
サツキや芙蓉の帰り花が情感を深め、共感しきりの今の私でした。
これも如来のお計らいでありましょうね。

  在りし日の母の着物や帰り花  (yo-サン 拙詠)
まことに (fuyou)
2019-12-02 20:51:22
yo-サンさま

まことにそうですね
30年の歳月は瞬く間でもありどうしようもなく長い期間でも
だから悲嘆の日が遠のくことができるのでしょうか
yo-サンさまのように如来さまを語ることが出来たら私も少し生き方がかわったかも
無知の悲しみですね

在りし日の母の着物や帰り花
こころに刻みます
ありがとうございます
いえいえ・・・ (yo-サン)
2019-12-02 22:08:30
>無知の悲しみですね

決してそうではありませんよ。
正信偈の中に、
「大悲無倦常照我(だいひむけんじょうしょうが)」の言葉が見えますね。
そうです。そのような私たちだけど、如来の大悲は無倦(むけん)」「あきることなく)
いつも、慈悲の光明で照らして下さっています。
このお花1つ、私たちは作れません。fuyouさんのお心に対して、こうして咲いて
(咲かせて)頂けたのですね。「悲しみ」から「感謝の喜び」にと生き方が変わり
ますね。それでは今宵はこれにて。
正信偈 (fuyou)
2019-12-03 15:36:24
yo-サンさま

こんにちは
正信偈ですか
信心のなきもの報恩講で出会うのが正信偈なんです ごめんなさい
お慰めくださってありがとうございます
深いお心で諭して頂き感謝でございます
仰せのように感謝の喜びに生きなくては
これからもよろしくお導きくださいますように

今年の報恩講我が家ではお寺様が20日にお参りくださいます

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