花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

どんなスタイル

2021年07月29日 10時30分00秒 | 日記

日照りの夏はおろおろと
まことこの地方では当分雨が降っていないのです

我が家の裏庭も一雨欲しい感じです
でもお蔭さまで百日草は昨日の水やりと枯草の精で元気を取り戻しました
よく観ると八千代鶏頭に小さな黄色い花がついています 可愛いこと




先日ご近所の花好きの婦人が“これ 咲くわよ”と言われて
まこと細くて長いつぼみがついています 
どんな花が咲くのかしら 楽しみです





遠い昔のことです 懐かしく思うのです
母は当時としては珍しい婦人用の自転車を買って貰っていたのです
夏の夕方に父と母はお揃いで自転車でお出かけ
当時としてはきっとハイカラ風景だったでしょう
でも思い出せないことがあるのです
そのころの母はいつも座敷に座っている生活で
それはお裁縫台の前だったりお茶釜の近くだったり
当時のことです 勿論婦人の家庭着は和服が日常のスタイルで
それなのにその婦人用の自転車で父とお出かけの時の母のスタイルが
どうしても思い出せないのです
それからしばらくして父は出征したのです