花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

これなら心配ないかも

2017年03月22日 08時09分47秒 | 日記
もう随分以前のことになります
息子が高校受験に合格して入学前にあたり高校の説明会が
開催されました
そのときは学校側の方針で保護者と新入生徒が必ず並んで教室に座りました
この子の父です 母ですといった感じです
そこでは教科のことや生活指導全般に亘って丁寧な説明がなされました
何十年も経った今日でもこの時季になると新鮮に思い出すのです

生活指導についてこんなことを言われました
男子が二枚目のズボンを購入する際には注意して欲しいこと
それは股上のずっと下にあるズボンやタックがたくさんあるものを欲しがった
ときは注意して欲しい
また男子は髪の毛をながく伸ばさないように平素から注視して欲しいなど
生活指導の基本的注意が行われました
教師側として進学校の歴史を持つものの念のための注意だったと理解しました

でも息子にとっては一寸受け止め方が違うのです
帰宅して少し経って言うのです
「ぼく 散髪に行ってこよう」と
私驚きました 散髪はつい先日済ませたばかりです でも折角本人がその気に
なっているのだからね
私は可笑しさを我慢して
「そうよね ぼつぼつ散髪に行っとくかね」といいました

でもこの短い髪の何処をカットするのだろう
いやいや 小さい時から行っている散髪屋さんこそどこを切ろうかとお悩みでは
でもいいのいいの先生方の注意があれほど素直に受け止められるなら
いいではないですかと保護者としては少し安堵したものです
そしてこれならば息子にとっては二枚目のズボンもきっと股上も短くダーツも
ない高校生らしいズボンを選ぶ筈よと
懐かしい春の思い出です


ヒペリカムの芽沢山出ています沢山花を咲かせて欲しいです