24節気では秋分、昼と夜の長さがぴったり同じになる日。夕立に伴う雷が鳴らなくなり,天は入道雲から鰯雲などにかわってゆく。
太宰府天満宮では、毎年、秋分をはさんで5日間、21日から25日まで道真公のご神徳をあおぎ五穀豊穣を神明に感謝する秋の大祭が行われる。22日に本殿から天神様を奉安した御神輿が神職、氏子たちとともに榎社にくだられる御くだりの儀、榎社で1泊されて翌日23日、秋分の日に天満宮本殿に帰られるお上りの儀がとりおこなわれる。これにあわせて23日と25日、第12回「太宰府古都の光」と銘打つイベントが行われ、古都太宰府が1万の紙灯篭の光でつつまれる。
午前は10時半から月1のボランティア部会があり出席、新たな役割分担がきまる。ボランティアをスタートして半年、時間に融通のきく人、きかない人、いろいろ故、傍観者になってしまう人もでる。あらためて何らかの役割をになうことで今一度一体化を図ろうということ。あくまで自主活動だから苦痛を伴うようではいけない。かといって勝手気ままではボランティアも組織故、規律をもってすすめない。
しかしまあいろんな人がいるようだ。電話をかけるのに自分の部署、名前を名乗らずいきなり要件から話す人がいるらしい。家で「おいお茶、ごはん、風呂!」としか言っていないのか、現役の時、よほど偉そうに顎で部下をこき使っていたような人なのかもしれない。
午後は証券投資のNISA口座継続のためのマイナンバー通知。さらに年金の扶養控除申告にこれまたマイナンバーを通知する書類など記入。いずれ銀行口座もマイナンバーを記入しないと開設できなくなり、国による個人の金融資産の完全掌握に進んでいくのだろう。今、家庭用の金庫がよく売れているらしい。いわゆるタンス預金というやつ。将来不安がなくならない今、たよるはキャッシュのみというわけだ。これも国家財政が破たんなどすればいつなんどき金融封鎖で新円発行などされれば元も子もなくなる。いやはや・・。
夕食後、天満宮にでかける。菅原道真公が榎社から本殿に戻ってこられるお上りの儀が執り行われる。いつもの駐車場に車をとめ、光明禅寺のほうに歩いてゆくとお囃子の音が聞こえる。浮殿の前でお上り前の儀式。
19時過ぎ、本殿へおかえりの予定。絵馬堂のあたりに三脚をセットして太鼓橋をお上り行列が渡ってゆくのを撮影する算段。巫女さんたちが橋の上や本殿前を清掃している。
19時半ごろ行列が太鼓橋を渡る。照明が不足、ISOを5000以上にあげないとだめ。それでもシャッター速度は30分の1以下。ブレは仕方ないね。
本殿前に神輿が到着。
本殿前が完全消灯され真っ暗ななか天神様が本殿内にうつされる。一同低頭。20時前、お上りの儀終了。市役所の駐車場に移動。運よく駐車できた。三脚とカメラをかついで観世音寺まで徒歩15分。
近隣の小学生が作った紙灯篭が本堂まで誘導してる。
宝物殿の方向に歩く。紙灯篭が幻想的。自分の作ったのを観たさに家族で来ている。火事の危険性があるので灯篭内はすべてLEDに変更された。ロウソクのやさしい明るさではなく明るすぎて写真はとりづらい。
戒壇院にまわる。ここもブルーの照明がいささかどぎつい。20時半、政庁跡にむかう。10分少々で到着。暗闇の中で空の明るさがのこり鱗雲のようなのが空をおおっている。これはチャンス。この雲をいれて光の光景を取り込もう。冒頭の写真がそのうちの1枚。
光の明暗差をうまく取り込み表現するのがむつかしいところではある。イベントは21時終了。市役所の駐車場にもどる。そばのコンビニで缶ビールとつまみを調達して帰宅21時半。ちょうどのどが渇いたという妻と缶ビールで乾杯。今日も、いろいろ楽しませてもらいました。スマホで歩数チェック、6000歩でした。お疲れさん!!